第2話

 ぼくは起きて自分の顔を撫で回してみました。

「エイスケ。遊びに行くんだろ?」

 ぼくの名前は長原英輔です。

 あれ? ぼくは顔の口に指を突っ込もうとしてできませんでした。

 背中がかゆいです。「くちから背中をかける人なんてぼくだけだろ」と思うと愉快になりました。

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ある日起きたら棒人間だった 沼津平成 @Numadu-StickmanNovel

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