第1話 考えることを辞めた肉塊
私には嫌いな奴がいる。
それは自分で考えることも碌にせず、世界の常識のような顔をして世に憚るおかしな通説を信じきっている奴らだ。
こんなの少し探せば無限にいるだろう。
例えば偏差値50代後半の別に賢くも馬鹿でもない高校のクラス。
奴らは青学かなぁなどと言う。
理由を聞けば「有名だから」「キャンパスが渋谷だから」「親が行けと言うから」
その程度。
そのくせ学力至上主義的な考え方をするのだ。
私からすれば阿呆としか思えない。
飲食店のスタッフなんかにもそういう奴はいる。
効率的な方法がわかっているのに変えようとしない。
理由を聞けば「今までそうだったから」
ここまで来ると笑うしか無いだろう。
そういう奴らは何のために生を受け、何のために生きて死ぬつもりなのだろうか。
言われた通りに、流れのままに出された課題をこなすだけでは意味がないでは無いか。
私は、そんなことも考えつかないで大きい態度を取る偉ぶった奴が心底嫌いだ。
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