草ひばり 🦗への応援コメント
>朝顔やフル稼働せるジャム工場
「やはらかな無花果ひとつ手のひらに」と対にすると・・
片方(やはらかな・・)は素朴で、人としての情感の豊かさを感じる。
もう片方(朝顔や・・)は文明的な、無花果ジャムの大量生産。
無機質で人工的だが・・朝顔という背景が、ひとひらの情緒を添えている。
>犬小屋は取りはらはれて葉鶏頭
切なさが漂う「老犬のどてり寝てゐる葉鶏頭」の続編。
天寿を全うした老犬、引っ越してしまった隣人。
空き家となった場所にも、葉鶏頭は咲いている。
相変わらずビビッドな(色覚を刺激する)花を見ると、かつて隣人&犬と語らった、思い出が蘇る。
作者からの返信
殉教@公共の不利益さん、ユニークな観点のご鑑賞をありがとうございます。
過去作にも連関して情趣ある物語を紡いでくださったことに感激しております。
有名なジャム工場が近くにあって、二十四時間稼働で活動しています。
犬小屋は、この冬、犬の神さまに召されたご近所の子の小屋で、可愛がっていらしたひとり暮らしの男性に「トラジロウちゃんのおうち、片づけたの?」と訊いたら「台風が来そうなので、吹き飛ばされるといけないから」ということでした。
編集済
草ひばり 🦗への応援コメント
野鳥の夜会。
電線の上では迷惑なだけなのに、
黒葡萄での夜会は、微笑ましいですね。
不思議なものです。
追記
じっくり調べながら読ませていただいていたので、星をつけ忘れました。
申し訳ありません。
もちろん草ひばりも調べました。
個人的には、この句が最も好きです。
ひと夜の恋。
草ひばりの恋でしょうか?
それとも……。
草ひばりの声を聞いているのでしょうか?
どちらにしても、素敵な時間だった夜が終わる瞬間を切り取った俳句かなと読みました。
もちろん雲の影も大好きです。
作者からの返信
@ramia294さん、ご共感コメントをありがとうございます。🍇
追記:さらにご丁寧にありがとうございます。
昼も夜もの草ひばりの鳴き声は、朝方により盛んになるそうなので、夜明けとともに薄らいでいく金星への「待って、ぼくを置いて行かないで!!」という切ない想いを託してみました。
編集済
草ひばり 🦗への応援コメント
『高く咲く金木犀は星の宿』
わあ…ひとつの物語が生まれそうですね!
あれは星の香りなのでしょうか。それともあの香りに星の光が吸い寄せられるのでしょうか。
『ぎゆうぎゆうの野鳥の夜会黒葡萄』
ふふ、満員御礼ですね。
読ませて頂きありがとうございました。
作者からの返信
幸まるさん、いつも詩的な応援をありがとうございます。
そうですね、ご拝察のいずれもが該当しそうですね~。
鋏を入れられない黒葡萄のイメージを詠んでみました。