僕らは皆嘘をつく

びたー

第1話 入学

人間は皆嘘をついてる

あの人やあの子、あんな人でも、と僕は学生服の男、少女、お嬢様を見て思う。

まぁ、勿論僕も嘘をついている。他の人とはレベルが違うけど

などと考えながら僕は学校へ向かう。今日は僕の入学式だ。そして校門につく、校門でスマホのような端末を受け取り、校門をとおる


場面は体育館


「あれが生徒会長...」「素敵!」「凛々しいわ」


と周りはコソコソと言う、その時


「静粛に」


と生徒会長がマイクに向かって言う

するとみんなが静かになる


「ようこそ、星帝(しょうてい)学校へ

皆さんを歓迎します」


この星帝学校の入学試験はだいぶ難しい、僕は結構ギリギリで合格した。


「いつかこの私とデュエル、しましょうね」


とニコッと笑いながら言う、その前の言葉聞き逃しちゃった、まあいいや


デュエルとは大まかに言うと戦うこと、戦う内容はなんでもいい。デュエルのやり方はこの学校の生徒にこの端末で相手にデュエルを申し込み、OKされるとデュエルが始まる。

デュエルは休み時間、放課後など、授業中以外ならどのタイミングでもいい。デュエルで勝利すると勝ち星が1つ貯まる、敗北すると負け星が1つ貯まる。

一学期ごとに星の数を数え、勝ち星が負け星より5個多かったら、自分が決めたセブンスターズの一人とデュエルができる。

セブンスターズとはこの学校の中で最も強い七人のことである。

そしてそのセブンスターズに勝つと、そのセブンスターズに変わって、自分がセブンスターズになる。

そして、自分がセブンスターズのまま卒業したら、日本のほとんどの会社に就職できるようになる。

だからみんなこの学校に入学しようとする。

だから倍率が...ね


「次は校長先生のお話です」


場面は教室(1-E)


あ、急に教室になったのは校長の話が長かったから


「生徒会長可愛かったな!」「疲れた〜」


と周りが喋ってる時に、ガラガラと教室の扉が開く。そして子供が入ってきて何故か教壇に立つ

周りがなぜ?なんて言ってると


「こんにちは!今日からみんなの先生になる、

葉影 未来(ほかげ みらい)です!」


え?これが


「葉影未来はこうか..きま..すぅ...んー!」


と頑張って黒板に名前を書こうとするが書けない。

すると一人の生徒が喋る


「あの先生、紙あげるんで紙に名前書いてください」


と言いながら紙を先生に渡す


「ありがとうごさいます!」


と言い紙を受け取って教壇に戻る、そしてみんなの前に出てくる


「葉影未来はこう書きます!」


と紙を見せながら言う

意外にも字がとても綺麗だった


「あの!みなさん、自己紹介をしましょう!」


と先生は言う

そして自己紹介が始まった





「よろしくお願いしまーす!」

と前の席の人が言う

次は僕の番か、

「はじめまして、僕の名前は神木 龍真(かみき りょうま)です。皆さんと仲良くしたいです。よろしくお願いします。」


パチパチと拍手が聞こえる。なぜ拍手をするのだろう。


そして自己紹介は続いていった。

そして休み時間


後ろの人に肩を叩かれる。


「よっ、お前神木って言うんだろ、友達になろうぜ」


「えっと、君は誰だっけ?」


「ちょまじか、まぁいいや俺の名前は織田 鉄太(おだ てった)な、次は忘れんなよ」


織田、か


「なぁ、お前はどう思うよ」


と言ってきた


「どう?とは」


「女子だよ!女子!」


あ、こいつばかだ


「僕は別に興味ないな」


やるべきことあるしね


「まじか、けどあの子、可愛くね」


と指をさした先には、ショートで水色の髪のどう見ても主要人物の女の子がいた。よりにもよって

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