　はぁ……うちのクラスの合唱、二部合唱になりそうです……。

　と、い、う、の、も！

　ふわわわわわわわわ～（効果音）

「早く並んで！」

　先生の一声で、それぞれのパートが位置に着く。

（ソプラノは教室の右側、テノールは左側、私のアルトパートは真ん中の一番後ろ）

　クラス合唱曲、believeはすぐに流れ始めた。

「例えば君がー傷ついてー……」

　みんな小さな声ながら歌っている。まだここはユニゾン。どのパートも同じ音を歌っていた。

「支えてあげるよその肩をー」

　ここから三部合唱！　という時。

「せーかーいじゅーうのーきーぼーうのーせてー　こーのーち……」

　？！　隣から聞こえてくるクラスメイト……それソプラノじゃない？！　この曲のアルトは割と下がってく感じなんだけど？！

　そう、となりのひとが、思いっきりソプラノを歌っているのです！　アルトの音程など少しも聞こえてこない！！　てかそもそもアルトパートの人はあんま大きな声で歌っていないので、聞こえてきたのがそれだけだったんですけど……。

　うわぁー！やばいよぉ～！このまんまじゃうちのクラスの合唱、三部合唱だったのに二部合唱になっちゃうよぉ～！！

　まぁそもそも普段の生活でもそこまで役に立てていない私が何を勝手にゴタゴタ言っているんだという話ですけど……。

　って感じです！それでは最後に、学校あるある～

　行間、自分が座っているのにかかわらず鬼ごっこをしているクラスメイト2名に席の周りをグルグルされるとちょっと困る～！

　じゃぁね！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい