いじめ
その女の子は立派な中学生になりました。
これからは彼女と呼びましょう。
彼女は中学にあがっても友達とはよく喋る子でした。ただ、人の陰口は嫌いでした。なぜ陰口を言うのかわからないと言うような子でした。
そんなある日、目の前で陰口を言っている友達に
「そう言うのダメだよ」
と言ってしまいます。
それから彼女への周りの反応は一変します。
彼女に誰も話しかけてきません。ましてや教室にすらチャイムがなるまで入ってこないこともありました。横切るだけで吐く真似をされることもありました。
彼女は辛かったでしょう。家族に相談してからそう言う類は極端に減りましたが傷がいえることはありません。
どんなに小さいことでもいじめと感じればそれはいじめになるのです。どれだけ小さいことであっても、過去に戻れたとしても彼女に私は頑張れと言わないでしょう。よく頑張ったね。休んでいいよと言うと思います。
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