誰にも届かないお話

冬野凛音

みんなで仲良く

 ある女の子がいました。とても心優しくおしゃべりな女の子、家によくくるお客さんにも自分から話しかけに行くような女の子でした。

 女の子は面倒見がよく周りと仲良くすることが大好きでした。

 小学生になった女の子は相変わらず中のいい友達が何人かいました。

「今日の昼休みドッチしようぜ!」

「やろやろ〜」

 小学生らしい遊びにも参加して、みんなと楽しく遊んでいました。

 みんなと仲良くしましょう。

 その言葉を信じて、女の子はみんなと仲良くしてるつもりでした。

 ある時までは…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る