第8話

 学校に入る時にみんなから見られた。


 だが、ぬいぐるみだと思われたのだろう。


 痛い人だね。ここ女子校だから特にね。


 _____


 クラスに入ったら、もう関係ない。


最初は何それ可愛いと言ってくれたり、


流石にやばくねと心配してくれる声もあった。


 だが、もうここでは関係ない。


 このクラスはクラス替えも無くてなんと中高そろって、4年も一緒なのだ。そしてみんな友達でこんなにいたら、実質姉妹である。


 秋「可愛い!!ミルクちゃんって言うなんだ」


 そして、一瞬で私を囲んでミルクは大人気だった。

 

宮「すごいね。AIじゃなくて本当にドラゴンなんだね」


私が撮影した動画と、さっきバケツに水を入れて触ってゲート(シャワーのような粒なら出来ない)を作って実現してみせた。


 沖「あー、早く私にも触らせてよ!!」


ミルク「ぎゃ、ぎゃ!!」


 今は席が隣でいち早く触りにきた秋が独占している。


 「私も触りたい!!」「わたしも!!」

「口可愛い!!」


 やはり、ドラゴンとはいえ、この可愛い過ぎる見た目にみんな怯えることは出来ないか






 


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