第6話

 折角なので、私達はお風呂に入ることにした。


 私がお風呂に足をつけたその瞬間


 「きゃーーー」


 「お姉!!」


 夏は私に手を伸ばす。だけど届かない。


 やばい、このままだと今度は裸で落ちることになる。それだけは嫌だ。


ミルク「ぎゃ!!」


 春「痛い!痛い!だけどありがとうミルク!!」


ミルクが私の髪を掴んでくれた。


 お陰様で、なんとか元の世界に戻れた。


_______


お湯は抜き終えて、


 夏が言う。


 夏「これ、お姉ちゃんが触れると異世界に繋がるんじゃないの?」


認めたくないけど、私もそう思った。


 なのでもう一度試すと、見事に当たってしまった。

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