第13話

「はーい次なー。時計回りに行こうか。」



ちなみに順番はランボー→ビッチ→稲葉→俺である。



「私か・・・。あまり男性に興味は無いのだが・・・。」



「恋しちゃうシチュエーションでいいじゃん。ランボーたんは誰とちゅっちゅしたいのかな?ちゅっちゅちゅっちゅー。」



「黙れ。射るぞ。」



「はいはい、んでどうなの。」



「やはり私が恋に落ちるならば戦場だろうな!私は傭兵で相手は私を雇ったレジスタンスのリーダーなんだ。内戦が勃発していて独裁国家に立ち向かう私とリーダー、そして戦場で禁断の愛が(ry」



「はーい次はビッチなー。」



「ちょ、私の話を聞けええええ!!」



「私は昔から理想はあるんだけど・・・。」



ランボーはガン無視である。



「ほう、昔からとな。」



「私はお姫様で、相手は白馬に乗った王子様なの♪」



うわぁ・・・



「ビッチ、理想と妄想は似たようでかけ離れた存在なんだぞ?」



今だけは博士に同意である。



「相手の王子様は音楽が好きなの。それでパーティーの会場で私と王子様は出会うのよ。」



理想からいきなりシミュレーションが始まっちゃったよ!



「音楽が好きな男性は素敵ですね!」



ギタ子が激しく同意していた。



「それで、相手の王子様はパートナーの松本のギターで激しくも切ない愛の歌を(ry」



ん?



パートナー?



松本?




「それで仲良くなった私と稲葉様は駆け落ちするのよ。そして稲葉様は寂しそうにこう言うの。『愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない・・・』って!」



稲葉様って言っちゃったよ!!!



おもっくそB'zじゃねえか!!!



「稲葉様・・・?ビッチお前大丈夫か・・・?」



「え・・・!?私、稲葉様なんて言ってた!?・・・べ、別に稲葉の事言ってるわけじゃないんだからね・・・!?ただ私もB'zは好きだし稲葉さんがカッコイイと思ってるだけで・・・!!し、シューは黙ってて!!」




えー・・・



「ビッチよ顔が真っ赤だぞ。熱でもあるんじゃないか?」



「博士・・・。」



「大丈夫か?病院で診てもらえ。」



「そ、そんな大げさな(ry」



「もちろん頭だぞ?」



「博士のバカー!!」








ビッチがキレた。

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