第4話 カランコロン
夏のある日。
深夜1時、自転車に乗っていたら、『カランコロン』と音が聞こえた。
音のする方を見たら、浴衣姿の女の子が歩いている。
カランコロンという音が響いて不気味。
鬼太郎かよ。
私に気がついた女の子が、スマホを取り出して通話をしている振りらしき事をはじめた。
何か事情があって歩いているのだろう。
怖がられているようなので、急いで通り過ぎた。
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