夜中

夜も深まった頃、周友のすすり泣きが初果の耳に届いた。初果は目を覚まし、周友の上段ベッドに向かう。


初果

「しゅうちゃん、どうしたの?一緒に眠る?」


周友

(涙を流しながら、ふと目を向ける)「うん…」


初果

(周友が下のベッドに降りて、初果の隣に座ると)「大丈夫だよ。ここにいて。」


周友

(初果の隣で泣き続ける)


初果

(周友の頭を優しく撫でながら)「泣かないで、しゅうちゃん。ここにいるから。」


周友

(泣き疲れて、やがて静かに眠ってしまう)


初果

(周友を自分のベッドに寝かせ、夏布団をかける)


初果

(狭いベッドで周友を見守りながら、自分もいつの間にか眠ってしまう)

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