豊満熟魔女デリルと豊かな仲間たち~復活の魔王と隻眼の魔導士~

江良 双

はじめに 登場人物の紹介(初登場は除く)

 前作、豊満熟魔女デリルと豊かな仲間たち~目覚めし竜と勇者の末裔~https://kakuyomu.jp/works/16817330652185609155の続編です。一応リンクは貼ってありますが話としては別物ですのでこちらだけでもお楽しみいただけます(そのように書いたつもりですが何かありましたらお知らせ下さい)。


 デリル:鬱蒼とした森の丸太小屋に住む魔女。勇者フィッツと共に魔王を討伐した後、片田舎の森の中に隠遁する。二十年の歳月により知識と脂肪を蓄え、すっかり豊満熟魔女となる。森の中でポーションを作っては町に卸すという生活をしていたが、実はもの凄い資産を持っていた事を最近知った(短編:『王都銀行の長い一日』https://kakuyomu.jp/works/16818023213342859730より)。身長百七十cm、体重百五kg。赤髪ウェーブ、赤い目、白い肌。

 

 ネロ:ある日、森の中にキノコ狩りに来たが道に迷い、デリルの住む丸太小屋に辿り着いた少年。紆余曲折の末、デリルの弟子として住み込みで働く事になる。デリルにとっては目に入れても痛くないほど可愛い弟子である。臥竜討伐の旅の中で補助魔法と弓の才能が開花し、マスコット的キャラクターからパーティを裏で支える支援役として大活躍するようになる。身長百五十cm、体重四十五kg。金髪、碧眼、白い肌。

 

 エリザ:女戦士。デリルと共に魔王を討伐した勇者パーティの一人。二十年の月日によりすっかり巨大化してしまった。第一線は退いたものの、今も現役として後進の指導をしている。王都の酒場で迷子の子猫のようにうろうろしているアルに母性本能をくすぐられ、自分からガイド役を買って出る。身長百八十cm、体重百二十kg。金髪、碧眼、白い肌。

 

 アル:勇者フィッツの嫡男。そのため、王に命じられわずか十四歳で世界を旅する事となる。王都の酒場で仲間を募ったが、ひ弱な少年アルに力を貸してくれたのはエリザだけだった。生まれる前に父親は亡くなっており、母親のマリーに女手一つで育てられる。リリー、メリー、サリーという三人の姉がいる。身長百五十二cm、体重五十kg。黒髪、黒い目、白い肌(フィッツの血が濃い)。

 

 ヴェラ:臥竜山に棲む伝説の牝竜。修業をしていたアルとエリザによって数百年の眠りから目覚めさせられる。村長によってアルは臥竜の生贄として捧げられる事になる。エリザはデリルに助けを求め、竜殺しの剣を手に入れて再びヴェラに挑む。一回り小さくなった竜殺しの剣でアルはヴェラの逆鱗を突く。瀕死の重傷を負ったヴェラだったが、アルたちの懸命な介護により一命を取り留める。アルを気に入ったヴェラは仲間となる事を決意する。竜の時は身長十メートル、体重は十五トン。人間化した時は身長二メートル、体重二百kg。黒髪、銀の瞳、褐色の肌。

 

 ヴォルフ:ドワーフの集落の長。本来、気難しいドワーフたちは人間を寄せ付けないが、絶世の美女(?)デリルは大歓迎される。身長百五十一cm、体重七十kg。

 

 ゲレオン:名工の一人でかなり高齢の翁。朽ち果てた竜殺しの剣を元通りに復元する事は出来なかったが、一回り小さいサイズで復活させた。

 

 マリー:今は亡き勇者フィッツの正妻で伝説の魔王討伐メンバーの一人。フィッツの子を身籠った事により正妻の座を得るが、女児が三人続く。子どもを産むたびに産後の肥立ちが良すぎてアルを産んだ頃にはとうとう三桁の大台に乗ってしまった。身長百七十cm、体重百十五kg。金髪ロング、碧眼、白い肌。

 

 マーガレット:聖都(エルフの首都)の出入国管理者。デリルとネロの事情を知り、聖女と謁見出来るように協力してくれた。

 

 オータム:聖都にある大聖堂のトップ、ハイエルフの頂点に立つ聖女。魔王討伐後に溢れ出した良質の魔力を吸収しすぎて肥満化してしまった。臥竜討伐に必要な魔道具、不知火のマントをデリルに貸し与える。身長百七十五cm、体重百二十kg(前作登場時)。

 

 ヴァイオレット:エルフの弓部隊長。フレッドの護衛を務める。その名の通り赤紫色の髪の毛をしている。ネロの弓術の才能を開花させた。

 

 フレッド:博士と呼ばれる老エルフ。世界中にある遺跡を研究をしている。遺跡の中で守護者(ゴーレム)に襲われているところをデリルたちに救出される。

 

 ノッポ:王都の愚連隊のリーダー的存在。アニキなどと呼ばれている。ネロが弓術大会に出る際、参加料を肩代わりしてくれた。登場作品:伝説の幕開け~キューピッド・ネロ誕生秘話~https://kakuyomu.jp/works/16817330669410183142

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