日記、ただ徒然と。〜ガリバーの努力編〜

沼津平成

第1日 8/21 Pen Pen Fantasy

 前書きに変えて少しこのエッセイとも創作ともノンフィクションともフィクションともSSとも短編ともつかぬ作品の紹介をしておくのが今日の使命と著者(作者?)は決めたはずなのだ。だからその意味では、これは第0日とした方が良かったかもしれない。しかし、1日の差でも、その差を埋めるために——というか、その差は永遠に埋まらないのだ。あるいは、パラレルワールドを信じている人は、こう答えるだろうか。

——第1日から始めたこの日記、ネタが尽きて30日そこらで終わり、1日待った方は80話 あるいは100話、120話とか行くんじゃねえのか?


 不定期だから、書かない日もある。しかも、毎日何もなく起きて食べて寝るわけじゃない。し、いざとなったら「今日は4時30分に起きて〇〇食べて23時に寝た」で完結させればいいではないか。あるいはファンタジーとして「烏賊時蛸分甘海老ノ時分いかどきたこわけあまえびのじぶんなり」なんかカッコつけちゃえ!


     *


 前置きが長くなった。本題に入ろう。「ぺんぺん草はどうして倒れるんですか?」


 アカイ王はクロサ勇者から不思議な花をもらいました。「何ですかこれは?」「これはペンペンというくさです」「ペンペン? へえ、ペンペン」

 アカイ王はその草に人差し指で触れた。「ッ、いけません」

 勇者の言うことを聞かない王は、ペンペンに吸い込まれたのだった——。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

日記、ただ徒然と。〜ガリバーの努力編〜 沼津平成 @Numadu-StickmanNovel

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ