その4
「おおかみさん、そんなにかなしそうにないて、どうしたんだい」
「おなかがすいて、ぼくたちをたべるのかい」
すると、狼は言いました。
「ぼくはともだちをさがしているんだ」
「そのおおかみだ!」
子グリフォンは大きな声を上げた。それを見ていた遠くのグリフォンも声を上げた。
「おおかみはどこへいったの?」
すると、子どもたちは指をさしていいました。
「エーディエグレスの森にいったよ。あの森は大きくて広いから、きっと友達も迷子になってると思ったんだ」
「もりか!」
子グリフォンは急いで皆に知らせました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます