第12話 探偵の勘
僕は机の側まで歩いていって、
(死体はここで発見された)
何か気になる点はないか調査していると、ミルフィーユがなぜかその後をついてくる。
(?)
「何ですか?」
「手伝ってるのよ」
どうやら、一緒に調査をしているつもりらしい。
そのままふたりで、部屋の中を隅々まで調査したが、何も出てこなかった。
(今のところは、自殺以外の可能性はないな)
そう言おうとした時、僕の中の何かが変化した。
(この感じは…)
事件性があることを探偵の勘が僕に伝える。仕事部屋の空気が変わり、僕の顔つきも変わっていった。
「アリンさんを呼んできてもらえますか?」
「わかったわ」
ミルフィーユはすぐにアリンを連れて、仕事部屋に戻ってきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます