姉の水着の、な・い・し・ょ♡
さいとう みさき
冗談じゃない、弟は姉の奴隷よ!
私はへそくりの箱を開けて、中のお金を確認する。
「大が一枚、二枚、三枚……」
プールで一枚、水着で一枚、そして移動やらホテルのご休憩やらで一枚……
「ギリギリってところね。しかし、そうなるとあの子の好きそうな水着って……」
言いながら自分の胸を揉む。
私の最大の武器であるこの「D」カップを存分に使う為にはやはりビキニか!
いや、切れ込みの深いハイレグも大人の魅力としては捨てがたいが、あの子はおっぱい星人のはず。
何時も私の胸をチラ見しているのは分かっている。
ふふふん、姉の言う事をちゃんと聞いていれば少しくらいは揉ませてあげても良いのだけど。
ご褒美はご主人様の言う事をちゃんと聞かない子にはあげないもん♡
「そう、この胸を存分にアピールする水着を……」
もみゅもみゅ♡
「んっ、こらぁ、まだご褒美をあげるとは言っていないわよ? でも少しくらいならぁ♡」
―― 三十分後 ――
「はーはー、んっはぁ♡ しまった。思わず妄想でやってしまったわ。でもまあいいわ、待っていなさいね
まぁ、私も処女だから知識だけはたっぷりあるけど、いろいろと準備が必要だ。
処女と童貞の清らかな合体。
「ふふふふ、絶対に他の女になんか渡さないんだから! 覚悟しなさい、優馬!!」
そう言って私はタブレットで経験談を読みあさるのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます