62日目:「猫を飼おう」

 今週は我が家にしてはかなりバタバタとギリギリを乗り切った一週間でした。いや、本当に重なるときはなんか全部重なってくるんですよね。


 そんなわけで、子どももなんだかメンタル不調。しかしもはや素人では下手な手出しもできない状況で、「猫飼うでもいいか」と藁にも縋る家族の一言。


 こちらから言ったわけではないのですが、最終的に困ったときの猫頼み。アニマルの力にすがりたくなっている我が家です。


 とはいえ、すぐに問い合わせるぞ! という勢いもなく……。


 ただ改めて、ブリーダーさんはどこがいいか。あとは好みの話というか、今更に「サイベリアンは白いんでしょ」と言われてびっくりしつつ、我ながら洗脳が強くなってしまったと反省もしました。


 つまり、今までこの子かわいい! と送っていた子猫画像が、ほぼほぼポイントカラーの子だったんですね。


 なので夫はサイベリアンは白い子しかいないと思っているようです。


 違います。実はポイントのサイベリアンは少数派。多数派はトラディッショナルなブラウンカラー。現役の野生ネコでもあるので、シベリアの森には今も生息しているそうです。


 ポイントカラーはその中でもネヴァ川付近で数百年前(400年前?)にシャムネコと掛け合わさって自然発生したそうです。


 なので、サイベリアンの中でもネヴァマスカレードと呼ばれるサイベリアンは、一時期別種扱いになったりいろいろな変遷を経ているとか。


 そんな話をつらつらとしていたところ、夫に怒られました。


「マニアックさが足りない。今なら自動翻訳で読めるんだから、ロシア語でもウクライナ語でもなんでもサイベリアン情報を読み漁れ」


 ごもっとも。


 とりあえず、そんな感じで家族で「猫を飼う」という意識を高めつつ、ご縁があることを願いながら家のお迎え準備を進めるのでした。

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