19日目:旅行含めた不在時の対策

 今日Xを見ていたら、ペットを置いて旅行などはあり得ない! という信念のもと、飼い始めた方のツイートを読んで。


 改めて、この問題は我が家も実は大きな壁の一つ。

 

 犬を飼った時はもうどこへでも連れて行く覚悟で飼い始めた。帰省先の青森ももちろん一緒。車と冬は新幹線などを乗り継ぎ、連れて行った。


 こういう時生き物のサイズ問題は大きい。なにせ新幹線は大型犬は乗れない。ゴールデンレトリーバーなど夢見る大型犬ライフだけれど、現実問題として日本の果てまでも一緒に車で、となると車種からの選択となる。


 幸いというべきか、我が家の夫が自転車好きなので、大型の車を購入。正直これならどこへでも連れていける覚悟はある。


 とはいえ、昨今の猛暑は青森までも来てしまっている。夜、冷房のない家で人間でも熱中症になる気温のなか、犬や猫がどうなるかは火を見るより明らかだ。


 さらにこの夏気が付いたのだけれど、我が家は湿度が以上に少ない家らしいことを再確認した。ドライウォールという湿度調整をする壁をすべての部屋に導入した結果、高くなったところで70%がせいぜいなのだ。


 これでもしんどいと感じる私などは、実家や青森のほぼ湿度90%の熱帯夜は本当に寝られずしんどすぎた。


 我が家の快適環境に慣れたお猫様が、湿度の高く冷房のない青森に連れていくなど無理と判断した。


 それ以外にも、あちらには気難しい老猫がいる。メス同士よりはオスのほうが受け入れられる可能性が若干上がるようだが、ほぼ気休めだろう。


 さらに面倒な話があって、猫アレルギーではなくダニアレルギーをカミングアウトできない事情がある。「お宅はダニがすごくて無理です」よりも猫アレルギーで具合が悪いといった方が、互いの心象がいいからである。


 もろもろ勘案すると、ブリーダーさん宅で預かってもらう(実家に帰る)のが一番よい、という結論となった。


 ペットホテルも探したけれど、猫のストレスを考えるとペットホテルやってますよというブリーダーさんはベストのはずだ。……たぶん……。


 なつっこいと言われるサイベリアンでも、預け先は厳選したい。あわよくば実家という手もないわけではないし、猫好きの母は大喜びだろうけれど、いかんせん片道3時間の距離はそうそう気軽に預けに行ける距離とは言えない。


 というわけで、猫の安全面を考えても、やはり一時間圏内ので里帰りウェルカムのブリーダーさんが我が家の最有力候補なのである。

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