第2話:農家の一日

〈リーン〉ジャック、昼ご飯にしませんか?

〈ジャック〉そうするか

村に行くのは昼からにしよう。

リーン先に汗流しておいで。道具は片付けておくから。

〈リーン〉ありがとうございます

すぐ上がりますね。

・リーンは先に帰り軽く湯浴みを済ませると昼ご飯の支度を始めた。ジャックは朝使った道具を片付け家に帰る。

〈ジャック〉リーンもう上がったのか、

俺も入ってしまおう。

・ジャックが風呂から上がると香ばしいチーズとベーコンの香りがした。

机の上にはチーズとベーコンの入ったパンと

夏野菜のサラダが置いてあった。

〈リーン〉上がったんですね、

ご飯出来ましたよ、ノアのミルクで作ったチーズと猪のベーコンをパンに挟んでみました。〈ジャック〉ありがとう、美味しそうだ

冷めないうちに頂くとしよう。

《ジャック、リーン》いただきます。

・チーズはとろけベーコンは少し硬いが

噛むたび肉汁が口の中を沁み渡る

〈リーン〉よく噛んで食べてくださいね

まだありますので。

〈ジャック〉美味しい、、ノアのチーズは

普通の牛から作るものより味が濃いけど

さっぱりしているな。

ベーコンも少し硬いが脂がなってて美味い。

〈リーン〉サラダも瑞々しくて

美味しいですよ。

〈ジャック〉あぁ、サラダも美味いな。

〈リーン〉お茶入れてきますね。

〈ジャック〉ありがとう

・リーンはポットとコップを取り

井戸水で作ったお茶を注ぐとジャックに渡す。

〈ジャック〉そういえば出荷を済ませたら

薬の材料を買いに行くが他に何か欲しい物とかはあるかい?

〈リーン〉そうですね、タオルと下着を

買ってきて欲しいです。

洗濯した時に何枚かほつれていたので

材料のリストに書いときますね。

・そういうとリーンはジャックにリストを渡す

〈ジャック〉ありがとう、そろそろ準備をするよ。今日は遅くなりそうだからゆっくりしててくれ。

〈リーン〉わかりました、私は洗い物が終わったらお昼寝します。夜は魔物の時間なのでお気をつけてくださいね。

〈ジャック〉あぁ、ノアもいるし大丈夫だと思うが気をつけるよ。

・そういうとリーンはジャックにキスをして

キッチンに向かう。

ジャックはお茶を飲み干すと服を着替えるために自室に向かった。

支度が終わり寝ているリーンに静かに挨拶をして外にある牛舎に向かった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る