　ハル「どうにかして、お兄ちゃんの体調を戻してあげようよ」

ナツ「そうしたいけど、それが出来たら苦労しないよ」

アキ「そもそも、優さん、体はどこも悪くないだよね。一体何が悪いと言うの？」

フユ「・・・」

彼女達は、長い奴隷生活のせいで多種族のことなんてほぼ知らなかった。

　自分をゴミのように使う主人なんて、コロコロ変わるし年の差があると気付いたことがなかった。

　ハル「・・・よし！！決めた！！」

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