第44話 戦争

 前回から、PV99と☆0個を獲得できた。

 PVリワード換金率10倍キャンペーン発動、990リワード獲得。

 現在あるのは、☆102個と224055リワード。


 うん、PVは波がある。

 こういう日もあるさ。


 コメントを8個貰った。

 土魔法が良しとのアドバイス。

 硝石も硫黄も土の中に存在するだろ。

 石が出せるのなら出せるとのこと。

 まあ、そんなものか。


 パンパカパーン!

 ガチャの結果発表。

――――――――――――――――――――――――

https://kakuyomu.jp/users/455834/news/16818093085908321089

 うーむ、たわしか。

 豪運よな。

 2個めのリワードの缶詰を受け取るが良い。

――――――――――――――――――――――――


 やった!

 たわし5個揃ったぞ!


 現れた鳥のキャラクターがプリントされたリワードの缶詰を開ける。

 たわしがひとつずつゼロの数字になっていく。

 最後に缶詰が1となり、10万リワード。

 これで324055リワードになった。

 ガチャの威力は半端ない。


 アドバイス通り、土魔法を☆100個で買った。

 魔力のある限り、硝石と硫黄を出す。

 道中これをやりながら進軍した。

 プラウド家の工兵が、硝石と硫黄と粉にした炭を混ぜる。

 黒色火薬だ。


 火薬を鉛筆ぐらいの真ん中が空洞な木に詰めた。

 紙に火薬を載せクルクルと巻いて銅貨線を作る。

 爆竹ぐらいの物を作った。


 実験は見事成功。

 バンと大きな音がして白煙が上がって火薬特有の匂いがした。


 そして、実際の兵器に使う物を作り始める。

 竹に似た植物の中に火薬を詰める。

 鉛で蓋をして完成だ。

 

 身体強化スキル持ちがそれに火を点けて投げる。

 そして、3秒後ドオンと爆音が聞こえた。


 国境に着くまで、歩きなのであと2週間は掛かる。

 まだまだ火薬は作れるぞ。


 まさか俺達が到着するまでに負けないよな。

 ちょっと心配になった。


 俊足スキル持ちの伝令によれば味方は押されているが、まだ持ちこたえているようだ。

 じりじりと時間が過ぎ。

 やっと前線に到着した。


 前線では塹壕が掘ってあり、そして土魔法で作った防壁が、防衛線を形成していた。


 銃の代わりに魔法の世界だから、こうなるのか。

 プラウド家の投擲兵が手りゅう弾を投げまくる。

 相手陣地は爆発で大混乱に陥った。

 味方はそれを見て全軍突撃。


 敵は防衛できずに逃げ出した。

 あっけなく勝敗がついた。


 軍使が来て話し合いが始まる。

 もちろん俺は話し合いには呼ばれていない。

 ソレンの父親のプラウド伯が逐一、状況を報せてくれた。


 こっちの軍の要求は領土の割譲や賠償金。

 そして第2王子の身柄とその側近の身柄だ。

 国家反逆罪だからな。


 会議に出たプラウド伯爵によれば、軍使は申し訳なさそうに、第2王子とその側近は逃げたと言った。

 逃げたんだ。

 まあそうなるよな。


 他の要求は概ね受け入れたそうだ。

 まあ、領土を取っても俺に下賜されるわけでもないし、賠償金も懐には入らない。


 プラウド伯はご機嫌で、王都にいる間はプラウド家の名前で飲み食いは自由にしても良いと言われた。


 敵の軍使は爆発するあの物体は禁止兵器としてほしいと言ったらしい。

 プラウド家は飲んだ。


 まあ仕方ないよな。

 俺も火薬を広めたいわけじゃない。

 不発弾を拾って誰かが火薬を作るかも知れないが、それは俺のせいじゃない。


「終わりましたね。スノバリー家はどうなります?」


 俺はプラウド伯爵に話し掛けた。


「ふむ。スノバリー家は改易になるでしょうな」

「そうか、禍根を絶てたようで良かったです。第2王子を隣国が密かに匿ったりしてないですかね」

「その可能性はないでしょう。第2王子を匿った時は、火薬を解禁するとなっておりますからな。逃げ出す第2王子達を見ていた者もおります。山に逃げ込んだようですな」

「山狩りは大変ですね。火薬のレシピはインソレンティーヌ様へ渡しておきます。私は王都に帰りますが、よろしいですか?」

「ご苦労だった。ことが起こったら報せる。火薬のレシピは一家の秘伝とする。それで良いか」

「ええ」


 終わった。

 戦いを終わらせた。

 火薬による死亡者が少ないのが救いだ。

 竹みたいな植物の茎に火薬を詰めたのでは威力は高が知れているからな。


 初見殺しと言えよう。

 竹でなくて鉄で作ると威力が上がるぞとレシピには書いた。

 これが使われないことを祈る。

 火薬が禁忌の秘密兵器であってほしいものだ。


 帰り道、山狩りの様子を見学する。

 こういうことはたぶん一生に一度だろうからな。


 1メートルぐらい間隔を開けて横一列になって進む。

 途中出て来たのは、オークなどのモンスター。

 次元斬で葬った。

 オーク肉って本当に美味いよな。

 なんでこんなに美味いんだろうか。


 贅沢にステーキなどにもしてみた。

 胡椒と、おろしニンニクと、バターが活躍したことは言うまでもない。

 手りゅう弾の犠牲者とか見学に行かなくて良かった。

 行っていたら恐らく一生肉は食えないかもな。

 チキンで良い。

 火薬を渡した時点で俺の仕事は終りだった。

 兵士でもない俺が先頭に立つなどあり得ない。


 というか御免だ。

 プラウド伯に理解があって良かったよ。

 おかげでステーキが美味く食える。

 俺に兵士は無理だ。

 そこまでの覚悟はない。

――――――――――――――――――――――――

今回のスキルと☆:

 獲得スキル、土魔法

 ☆残り2個


今回の収支:

 収入

 990リワード

 リワードの缶詰100000リワード


 支出

 なし


 残金

 324055リワード


 銀のたわし

 0個


次の分岐:


 逃げたスノバリーの長男と第2王子の末路


 ①盗賊に殺される

 ②モンスターに殺される

 ③捕まって処刑される


 コメントでどれが良いか書いて下さい。

 10/2日の午後2時締切です。

 同数は作者の都合で決めます。


下一桁リワードガチャ

 異世界ファンタジーの週間ランキングの下一桁でガチャを回します。

 1週間☆がなくてランク外の時はハズレとします。


 ⓪ たわし

 ① 0リワード

 ② 1リワード

 ③ 10リワード

 ④ 100リワード

 ⑤ 1000リワード

 ⑥ 10000リワード

 ⑦ 100000リワード

 ⑧ トイレットペーパー

 ⑨ たわし


 PVのスクショ撮って、近況ノートにあげます。


かなり未来の分岐:


 48話までに10万リワード未満だとバッドエンド。

 10万リワード貯めるとデシーラを解放して、ハッピーエンド。

 20万リワード貯めると結婚できて、農村でほのぼのライフ。

 30万リワード貯めると結婚できて、都会でデシーラが異世界通販の物を売っての生活。

 40万リワード貯めると結婚できて、貴族になれる。

 50万リワード貯めると結婚できて、王族になれる。


名前:健司・金子

レベル:36

魔力:48/6480

スキル:

 カクカク[ ]ⓘ

 点火ⓘ

 剛力ⓘ

 早足ⓘ

 回復ⓘ

 擬死ⓘ

 水生成ⓘ

 付与魔法ⓘ

 やり直しⓘ

 殺菌ⓘ

 防御魔法ⓘ

 次元斬ⓘ

 完全回復ⓘ

 異世界通販ⓘ

 点灯ⓘ

 土魔法ⓘ

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