第40話 悪意への仕返し
前回から、PV119と☆0個を獲得できた。
PVリワード換金率10倍キャンペーン発動、1190リワード獲得。
現在あるのは、☆99個と207035リワード。
ええと、PV激減。
でもガチャがあるから良いさ。
コメントを8個貰った。
パーティで何やら悪意に晒されるらしい。
悪意なんか屁でもない。
命を取られるわけじゃないからな。
パンパカパーン。
ガチャの結果発表。
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https://kakuyomu.jp/users/455834/news/16818093085674291242
また、たわしか。
果たしてまた5個揃うかのう。
少し楽しみじゃ。
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あと、たわし3個はいける気がする。
だって10回引けば確率的には2個は当たる。
いけるいける。
悪意に晒されるとのパーティ。
礼儀作法なんか知らない。
軽く一礼してから入る。
俺のパートナーは侍女だ。
ソレンのパートナーはソレンの兄。
俺の方を見てクスクス笑いが止まらない。
「ここの空気は腐っている。歯を磨いてないんじゃないか」
「ええ」
侍女も俺の意見に同意してくれた。
だが貴族の顔はこわばった。
クスクス笑いをしてた貴族は覚えている。
顔がこわばったのはみんなクスクス笑った貴族達だ。
「これはこれは、神の子、剣児でしたか。差し支えなければ、その腕前を見せて頂きたいものですな」
「良いのか。警告はしたぞ」
「もちろんですとも。是非、歌が嘘でないと教えて欲しいものですな」
「パーティに剣は無粋だ。だが、俺には馬鹿には見えない剣がある。【次元斬】、ベルト斬り」
顔がこわばっていた男の貴族のベルトが斬られた。
スボンがみんな落ちる。
「きゃー」
女性が悲鳴を上げる。
男性からは笑い声が上がった。
「くっ、この屈辱覚えておきますぞ」
ベルトを斬られた貴族は手でスボンを引き上げ、ぎこちない歩き方で会場を出て行った。
「ふぅ、腐った空気がましになったな」
「ええ」
「お見事です」
拍手しながら貴族が寄って来た。
「どうも」
「そう警戒しなくてもよろしいのですよ。私は英雄殿とお近づきになりたいのです」
「プラウド家の支援をよろしく」
「直接的な物言いですが、英雄らしくて実にいい。あの腐った空気は傑作でしたよ。ここまで笑ったのは久しぶりだ」
敵と味方がとりあえず分けられたらしい。
まあ、スパイとか日和見主義の人も混ざってはいるだろうけど。
「クスクス笑っていた、女性貴族の顔は覚えましたわ」
ソレンが来てそんなことを言った。
「女性に暴力を振るうのは好きじゃない」
「女には女の戦い方があるのです。これから魔力は化粧品を出すことに全部使って下さいまし」
「別に良いけど」
「あの化粧品を上手く使えば、敵をぎゃふんと言わせられますわ」
「それよりソレンの結婚相手は見つかったか?」
「化粧品のおかげで何人も声を掛けられましたからご心配なく」
その時、厚化粧お化けみたいな人が現れた。
「あの人は?」
「スノバリー夫人よ。コンシートが略奪した化粧品を使ったみたいだけど、塗りたくっただけみたいですわね」
「ちょっと気に入らないな」
「少し見ていなさいな。女の戦いを見せてあげますわ」
ソレンはスノバリー夫人の前に出ると、顔から手までじろりと視線を動かす。
それから、ソレンは扇子で口を覆うと、立ち去った。
スノバリー夫人はゆでだこみたいになった。
「ソレン、何て言ったんだ?」
「盗人の化粧はその程度ですね。猿真似にもほどがあります。いいえ、ゴブリン程度かも知れませんと言ったんです。悔しかったら私のレベルになって見なさいと」
「取り巻きの女性は憤慨してましたけど、何人かはこっちの味方になりそうです。コンシートが持って行った化粧品の量は多くないですから」
そりゃ怒るよな。
でも言い返せない。
盗んだのは事実だし、化粧の仕方が分からなかったのも事実。
マニキュアはUVライトを持って行かなかったので乾燥に失敗したらしい。
中途半端になってマニキュアを落とすのにも失敗して、血色の悪い気味悪い爪になってた。
異世界通販を使うのは魔力が要る。
化粧品を出すためにマナポーションを飲んで腹がたぷんたぷんになった。
結構つらいが、これも味方を増やすため。
100均の化粧品は魔力が少なくて良いが、少しお高い化粧品も欲しいので、我慢してマナポーションを飲んだ。
マナポーションも際限なくは飲めないので、レベルを上げるために近隣のモンスターの狩り場に行く。
なるべく省エネで次元斬を使う。
ヘッドショットが効率が良い。
1センチの穴でも死ぬからな。
化粧品を出しモンスターを倒す機械になったような感じだ。
そして夜はパーティ。
絡んで来る貴族はいない。
味方は着実に増えているようだ。
そんな日が1週間も続いた。
プラウド家の人達が情報を集めた。
スノバリーが推しているのは第2王子。
第1王子と、第3王子もいるのだが、旗色が悪い。
スノバリーは一番勝てそうな所を支援するように考えたらしい。
さてと、能力で落ちるという第1王子と第3王子のどちらを支援すべきか。
ここは奇策に打って出るしかないな。
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今回のスキルと☆:
獲得スキル、なし
☆残り99個
今回の収支:
収入
1190リワード
支出
なし
残金
207035リワード
銀のたわし
2個
次の分岐:
奇策として。
①第1王子の派閥と第3王子の派閥をひとつにする。同盟で勝つ。
②第2王子のところにスパイとして俺が入り込む。変装は毛染め液とカラコンで。
③ドラゴンをおびき寄せ、第2王子に討伐させる。失敗した所を俺が出て行って手柄に。
コメントでどれが良いか書いて下さい。
9/28日の午後3時締切です。
同数は作者の都合で決めます。
下一桁リワードガチャ
PVの下一桁でガチャを回します。
⓪ たわし
① 0リワード
② 1リワード
③ 10リワード
④ 100リワード
⑤ 1000リワード
⑥ 10000リワード
⑦ 100000リワード
⑧ トイレットペーパー
⑨ たわし
PVのスクショ撮って、近況ノートにあげます。
かなり未来の分岐:
48話までに10万リワード未満だとバッドエンド。
10万リワード貯めるとデシーラを解放して、ハッピーエンド。
20万リワード貯めると結婚できて、農村でほのぼのライフ。
30万リワード貯めると結婚できて、都会でデシーラが異世界通販の物を売っての生活。
40万リワード貯めると結婚できて、貴族になれる。
50万リワード貯めると結婚できて、王族になれる。
名前:健司・金子
レベル:32
魔力:14/5120
スキル:
カクカク[ ]ⓘ
点火ⓘ
剛力ⓘ
早足ⓘ
回復ⓘ
擬死ⓘ
水生成ⓘ
付与魔法ⓘ
やり直しⓘ
殺菌ⓘ
防御魔法ⓘ
次元斬ⓘ
完全回復ⓘ
異世界通販ⓘ
点灯ⓘ
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