第3話 BL編集部の講評

『月の綺麗な夜に』をBL公募に出したくてリサーチしていた時に見つけた、BL編集部の講評が面白かった。


(あ、ちなみに月の……はエブリスタのルーキー特集に選ばれて、あらすじをつけていただきました!R18なんで、もしよければそちらもどうぞ……。カクヨムにもありますが、匂わせ終了なんで)



編集部から、語気強めにBL公募する作家に釘をさしてました。


一言で言うと以下2点。


①ヒューマンドラマが見たいんじゃない。恋愛ドラマが見たいんだ。問題が解決したからと言って、自然に愛が芽生えるわけじゃない。


②オメガバース、使うなら生かして。



これは結構、作活全般に言えるなぁと思いまして。


ヒューマンドラマ書けるのも凄いけど、やっぱり読者の期待は裏切ってはいけない。


特に、特化されたジャンルならなおさら。


まあ、完全に偏ることはないのでしょうが、「愛が芽生える理由」が薄いのはBLジャンルに甘えているからかな、と。


自分のことですが、BL脳持ってると理由が要らないですからね!www



オメガバース自体は未履修ですが、編集部が言いたいのは、オメガバースでイチャイチャだけじゃなく、なんでオメガバースが必要なのか設定して!みたいな話でした。


オメガバースにピンと来てないので、別の解釈をするのですが、定型使う時に工夫が無かったらつまらんよ、って話かな、と。


私の偏見ですが、BLは一般向け図書に比べたら、とりあえずエロければなんとかなるみたいな油断があってしまう。


ただの読者ならそれでも楽しいかもしれないけど、選考で読む仕事の人からしたら、そら語気も強くなるわw


油断よくない。

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