第18話 雨宮 VS 女王蜘蛛

僕の名前は、高羽 塔矢たかば とうや

新米のEランク冒険者だ。


僕は今回、少しレベルを上げて、2個上の階級であるCランクのダンジョンへ挑戦してみることにした。 

実際にその場所へと赴いてみると、意外と怖いもので。

いつもやっている、F級の雑用や、E級のダンジョンとは比べ物にならないほどの恐ろしさと圧を感じて、僕は少し弱気になっていた。


だけど、今回集まって入れてもらったパーティーの人たちは、とても優しくて、とても強くて、憧れるぐらいかっこいい姿を見せてくれました。




だからこそ。

僕は、彼らがあんなことをするとは、夢にも思っていなかった。


あんな、人としての尊厳を失うような最低な行為。

まさか、僕を囮に使って、自分たちだけ逃げ出そうなんて....。


「ははっ......」


不意に涙がこぼれる。

久方ぶりに感じる、居た堪れない恐怖の念、それが僕を襲う。


せっかく冒険者になって、夢を叶えて、これからもっともっとすごい冒険をしようと思っていたのに。

せっかく、父さんと母さんに応援してもらったのに。

せっかく、いろんな人に夢を押してもらったのに、僕は....。


蜘蛛の魔物が近づき、僕の前で立ち止まる。

動く気配がない僕に、一瞬困惑の色を見せるも、状況を判断し、理解したモンスターはニヤリと笑い、食事にありつこうとしていた。


やつは大きく口を開き、目の前にいるご馳走を食べようとする。

ここまでして、抵抗しない僕の姿を見て、蜘蛛の魔物はゆっくりと、そして美味しそうに涎を垂らしながら食そうとする。


そんな敵の姿を見て、僕は恐怖で足がすくんでいた。

足は動かず、盾を構えてみはするが、震えてちゃんと持てていない。

体力が底をつき、もう抵抗する気力も残っていない。

ただただ、食べられて死ぬ運命。


「ごめんね....母さん、父さん...!」


最後にここまで僕に尽くしてくれた両親に謝罪と感謝の念を込めて、祈る。

死ぬ間際に両親に会えない悲しみでいっぱいになるが、今更悔いても仕方がない。


「今まで、ありがとう」


最後に目一杯の感謝を捧げ、僕は目を閉じる。

死を覚悟し、受け入れる。


そして....。




「そういうのは、両親に直接言ってあげなよ」



「え?」



轟音と共に、真っ黒に埋め尽くされていた視界が晴れ、黒髪の青年が僕の前に立つ。


「あ、あなたは、荷物持ちの....」


「ああ。助けに来たぜ、少年」


そこには、誰しもが期待を寄せなかった、このパーティー最弱無能と思われた青年がボスを吹き飛ばし立っている姿が見えた。





















「間に合え...!」


僕は今、駆け出していた。

あの一人の少年を救わんと、足が勝手に、考えるよりも早く動いていた。



だって見過ごせないじゃないか。



僕と同じで裏切られた。

しかも今回は目の前で。

同じ境遇にあってしまった彼を、僕は見過ごすことはできない。

あの苦しみと憎しみを知るものとしては。


だから僕は走り出す。

あの一人の可哀想な少年を、なんとしても同じ悲劇に合わせないために。



「【疾風】【剛力】」


スキルを発動させ、油断している敵を僕は【深淵の宝庫】から長剣を抜き出し、全力の一撃を叩く。

その甲斐あって、蜘蛛のモンスターは遥か後方へと叩き飛ばされ、彼を避難させる猶予ができた。


「よし、逃げろ」


「は、はい!」


退避命令を下した僕の言葉通り、彼はちゃんと後ろへと下がり、戦いに巻き込まれないよう自衛していた。

そこには、先ほど退避した3名がこちらを覗いており、驚きながら少年を迎え入れていた。


そうして一連の作業をこなしている間に、蜘蛛型のモンスターは立ち上がり、僕を鋭い目つきで見て敵対する。

僕は強く剣を握りしめ、奴の攻撃に備え、構える。


「さてと、やるか。【絶鑑定】!」


『対象の情報を映し出します』


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個体名:キリング・スパイダー・クイーン

種族名:キリング・スパイダー

特徴:強い粘性の糸を吐き、対象を閉じ込めて捕食する。

硬いものは、自ら毒を吐き、それをつけて柔らかくしてから捕食する。


討伐推奨レベル:13000


所持武器:なし

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「レベル13000.....さっきより、レベルが上がってるな....」


相手の情報が開示され、その異様な高さに少し臆する。


僕との間にある、明確なレベルの差。

以前ならば、挑戦しようとも思わない相手だ。

だけど今は違う。

僕もあっちで死ぬほどサイレント・オークを駆って、レベルもそれなりに上がっている。

今ならもしかしたら、こいつを倒せるかもしれない。


僕の今のステータスなら、それがもしかしたら可能かもしれない。


ここで勝って、こいつを僕の経験値にしてやる....!


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雨宮 渉 

18歳 性別:男 

レベル:7527

称号:深淵に認められしもの・逃げ足の王

SP:3002

HP:60245/60245 

MP:2312/2312 

STR:2561(+225)(ATK+16%)

VIT:1275(DEF+0%)

AGI:1007(+200) 

INT:603 

LUCK:1

スキル

パッシブスキル:中級剣術LV6・魔力回路LV5・自然回復LV5・魔力回復LV4・恐怖耐性LV MAX

アクティブスキル:疾風LV8・剛力LV8・絶鑑定LV1・起死回生LV2

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所有武器:深淵の長剣

推奨装備レベル:??

ATK+16% STR+225

概要:深淵の最も深く、黒い部分で生成された長剣。その漆黒に果はなく、どこまでも黒く、深淵の果てに近づける。深淵の黒は全てを見透かし、時には所有者をも見通す。

特性1:所有者に合わせて、成長する。成長限界はなく、どこまでも強くなる。

特性2:倒した敵の能力値の一部をこの武器の糧とする。

(まだ解放していない特性があります)

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レベル差はおよそ5500。

差分にしておおよそサイレントオーク一体分くらいだろう。


まあ、それはこの際いいとして、問題はどうあの硬い皮膚を攻略するかだ。

先ほど、【疾風】と【剛力】を重ね合わせて叩いた一撃は、奴を場外まで吹き飛ばしはしたが、傷を入れるには至らなかった。

つまり、今の僕の力じゃ、どう足掻いても一撃で奴に傷を入れるのは難しい。



じゃあ、どうすればいいのか?

そんなのは決まっている。


サイレント・オーク初戦、再びと行こう。

ヒットアンドアウェイだ。


僕は作戦の目処がたち、動き出す。

狙うは奴の首。

一番脆く、一番ダメージが入りやすいところ。


僕は蜘蛛のボスに向かい走り出す。

敵の方も僕が何か仕掛けると勘づいたのか、ついには攻撃を仕掛けてきた。


「うぉっ!!【疾風】」


キリング・スパイダー・クイーンが口から猛毒を吐き、僕に襲い掛かる。

それを間一髪、【疾風】の速度で避けると、今度はそこら中に網目状になった奴の糸が張り巡らされていった。


捕まったら終わりの地獄の糸レーザーに、襲いくる無数の毒液。

そこら中にある糸に絡まったら、そこで速度が落ち、毒を喰らって食われるのがオチ。

まさに、地獄の避けゲー。


「やってやるよ、【剛力】!」


【疾風】に重ね、【剛力】で増加させた筋力で速度を跳ね上げる。

仕掛けてある糸を避けつつ、次から次へと襲いかかってくる毒の猛攻をなんとか避けながら、奴に近づいていく。

やがて奴の攻撃を避け続けていくうちに、キリング・スパイダー・クイーンの足元にまで辿り着く。


「まずは、1回目だ!」


キリング・スパイダー・クイーンの股の間を素早く通過し、死角となる後ろ側をとったところで飛び上がり、奴の首めがけて攻撃を仕掛ける。

視覚からの咄嗟の攻撃にキリング・スパイダー・クイーンは反応できず、モロに首へのダメージを喰らい、轟音と共に、ダンジョンの床へと少しめり込む。


「キェエエエエエ!!」


それに激怒したのか、キリング・スパイダー・クイーンは奇声を上げながら、体を暴れさせ、なりふり構わず攻撃を仕掛けてきた。

奴は暴走したように、焦ったように、毒を振り撒き、糸を散らして奴の図体の上にいる僕を振り落とそうと踏ん張る。


「うおっ...!」


迫り来る真っ直ぐな殺意が込められた荒々しい攻撃をかわしながら、すでに撃つ手がなさそうな敵をどう終わらせるか考える。


(これはもう、行けそうか?.....にしても、歯ごたえがなかったな....)


Cランクのボスと聞いて、気合を入れた割にはあっけない相手だった。

僕は少しがっかりしながらも、再度スキルを発動させて未だなりふり構わず攻撃する敵をボスへと向かう。


「【疾風】【剛力】」


猛スピードで敵へと近づき、奴の目の前で大きく飛び上がる。

上空10mほどまで飛んだ僕は、自由落下に伴い、再度ボスの首を狙った。



「終わりだ....!」




攻撃が当たる....そう思ったその時、僕は攻撃をやめた。


「....!?」


自由落下に従い降りる体を大きく捩って、剣が奴の胴体に直撃するのを避ける。

捩った体勢の悪い体が地面に直撃し、僕は痛みも忘れて大きく奴から後退した。

すると、先ほどまで暴れ狂う暴君のように振る舞っていたボスは、突然、静寂が訪れたようにピタリとその行動を止めた。



僕は、あの瞬間感じた。

もし、あのまま攻撃していたら、死んでいたのは僕であろう。



瞬間、静止していたボスの体が動く。

それは、奴自体が動くのではなく、奴の表面だけ、皮膚とも言えよう部分だけが動く異様な光景だった。

その異様な物体の正体に気づくのは、およそすぐだった。


「な...!?」


それらはキリング・スパイダー・クイーンの体を降り、前を通って、軍団を成してこちらへと向かってきた。

ゾロゾロとこちらに近づくにつれて、その歪なものの正体が明らかになる。

それらの軍団を成していた生物は、蜘蛛の幼体、子供だった。

おそらく、奴の子供だろう。

それが何千、何万と数を成してこちらへと向かってくる。



どうやら、あの奇声は怒りに身を投じた叫びではなく、どうやら仲間を呼ぶためのものだったらしい。


これは一杯食わされたな。

しかし、正直、対処に困る。

僕は遠方範囲攻撃の手段そのものがない。

この一匹一匹の蜘蛛たちがそれほど脆弱でも、今の僕じゃこいつらを対処している間に体力が尽きて終わりだろう。

なんとしても、それだけは避けたい。



ここは....新しいスキルを習得するしか手段はないか。


僕は一時、後方へと下がり、迫り来る死の軍団から逃げまといながら、こいつらを一網打尽にできるスキルを探す。



「スキルボード!! 獲得可能スキルを表示!!」


『獲得可能なスキル一覧を表示します』



映し出される、青色のパネル。

その上に煌めく幾つものスキルを眺め、この状況を打開できるものを探す。


(何か....何かないか....!)


必死に探し、幾つものスキルを眺めるうちに、僕はあることに気づいた。


「...SPが、足りない...!」


そう、スキルを習得するにあたっての、SPスキルポイントが圧倒的に足りなかった。

今の僕のSPは約3千。

対して、強力な範囲攻撃スキルを入手するには、最低2万のSPがいる。


この状況でSPを獲得する方法は、現時点でない。


仮に、ここにいる子蜘蛛達を討伐しまくって、レベルを上げるに当たる経験値を稼ごうとしても、このレベルの子蜘蛛達では、ざっと数千時間かかるだろう。

それじゃ、レベルが上がる前に、僕が息絶えるだろう。


徐々に迫り来る子蜘蛛たちを少しずつ、長剣で討伐しながら、完全に詰みと思われる状況に絶望する。

やがて、部屋のフロアは子蜘蛛たちに埋め尽くされ、逃げ道がなくなっていった。


このままでは、まずい。


そう思いつつも、僕にはこの状況をなんとかする力はない。

唯一の逃げ道である、ダンジョンの門も、先の冒険者達に占められており、脱出できる気配もない。

このままでは、僕と高羽君は蜘蛛の餌だ。


「クッ....!」


溢れかえるほどの数の蜘蛛を前にしながら、僕は未だ抵抗する。

長剣を振り回し、確実に一体一体、その数を減らせる。

しかし、消すよりも増える方が早く、その数はさらに増していった。


その圧倒的数に絶望し、諦めかけたその時。

僕の横を、巨大な火球が過ぎっていった。




「【フレアバースト】!」




それは、巨大な群れをなしている蜘蛛の集団に激突し、大多数の数の子蜘蛛を葬った。


僕は驚いた顔で、後ろを振り向く。

すると、そこには力強く杖を持った、赤髪の女性が立っていた。


魔法師の西野さんだ。



「西野さん....!」


「助けに来たわよ、あんたたち!【フレアバースト】!」


杖を前に構え、さらにもう一発、火球を子蜘蛛の群れに向かって放つ。

火球はさらに多くの敵を焼き払い、相手の戦力を削る。


「雨宮くん、だっけ?、行きなさい!、こいつらは私が食い止めるから!」


そう言って、火球を放ち続ける彼女はよろめきながらも、さらに多くの子蜘蛛を撃退する。

そうした彼女の奮闘により、蜘蛛により埋め尽くされていた床は開け、ボスへの道が大きく開けた。


チャンスと思い、僕は駆け出した。

未だ多くの子蜘蛛がフロアに蠢く中、僕は一直線にボスへと向かって走り続ける。


「ありがとうございます、西野さん!」


そう言って駆け抜ける、蜘蛛の道。

途中、母を守るようにして、子蜘蛛達が多く飛びかかってきたが、その数を多く減らしたいま、さほど脅威ではなかった。


敵との距離を詰め、ボスはすぐそこというところで、再び奇声がフロア内に響く。


「キシェェエエエエエエエ!!」


その音を警戒して、僕は一度ボスへの歩みを止める。

未だ増え続ける子蜘蛛に注意を払いながら、左右前後敵を警戒する。


(どこから来る...!)


警戒心を高めすぎたのが仇となったのか、僕はある一点を見るのを忘れていた。

それは、上空だ。


「.....!」


上空を瞬間的に見る。

すると、そこにはこちらへ向かってくる、巨大な蜘蛛が2匹落ちてきた。

咄嗟のことに、体を捩って迫る攻撃を回避する。

しかし、遅かったのだろう。

僕は背中側へ攻撃を受け、そのあまりの痛さにその場でうずくまってしまった。


その一瞬の過ちが僕の命取りとなり、背中の傷を抑える僕に大蜘蛛が僕に攻撃を仕掛ける。


一瞬の隙を与えた僕にそれを避ける術はなく、僕はなす術なく攻撃を喰らう....かと思われたその時。

僕の前に、白銀の盾で攻撃を受け止める、勇ましい男が立っていた。


リーダーの田中さんだ。


「田中さん...!」


「すまんな。やっぱり、仲間は見捨てるもんじゃないからな...!」


そう言って、攻撃を必死に受け止める田中さん。

彼も本当はあんなこと許せなかったのだろう。

だからこそ、戻ってきてくれたのだろう。


「よし....俺がこいつの攻撃を受け止める。だから、トドメは任せたぞ、雨宮くん...!さあ、行きなさい...!」


「はい!」


必死に僕を守ってくれる彼を見て、僕は背中の痛みも忘れて再び駆け出した。

しかし、それを見過ごそうとする大蜘蛛ではなく、奴は田中さんに構わず僕を追いかけようとする。

しかしまた、同時にそれを田中さんも許しはしない。


「どこ見てるんだ?、お前の相手は俺だよ!【挑発】!」


スキルを発動し、大蜘蛛の視線を一点に集める田中さん。

【挑発】の効果に抗える大蜘蛛ではなく、奴は僕から視線を外し、田中さんへ猛攻撃を始める。


「頼むぞ、雨宮くん...!」




そして僕は再び駆け出す。

今、奮闘している人たちのためにも。

守らなければいけない人たちのためにも。

僕はボスへと向かって走り出す。


距離はおおよそ20メートル。

奴との間には、大蜘蛛が残り一匹。

正直、ここでスキルはあまり使いたくはないが、奴へと近づくためなら使うしかないだろう。


「しっぷ....」


「お前はまだ体力を残しておけ。ここは俺がやる」


「え?」


スキルを発動しようと、スキル名を名乗り上げる瞬間。

僕の横を過ぎ通って、一人の男が駆け出す。


「安西さん....!?」


「今は行け!、話は後で聞いてやる【蓮斬りれんぎり】!」


そう言って僕より早く動いた安西さんは、強烈なによって大蜘蛛の攻撃を凌いだ。

彼はその後も戦い、ギリギリまで大蜘蛛の体力を削っていく。


皆、それぞれ僕に望みをかけて託してくれている。

みんなの思いに応えるためにも、ここで決めて、こいつを倒す。


最後の力を振り絞り、ボスへの距離を詰める。


「【疾風】【剛力】....!」


スキルを発動し、最大限の力で敵へと剣を向ける。

僕が迫ることに焦りを覚えたのか、奴は再度暴れ狂うように毒と糸を吐きまくる。


しかし、そんなことをしても、もう時すでに遅し。

僕は奴の背後を悠に取り、奴の首へと再度攻撃を仕掛ける。

最後の、トドメの攻撃だ。


「はあああああ!!」


ザクリ、と母蜘蛛から首が綺麗に切り落とされる音が鳴る。

瞬間、そのことに気付いたのか、先ほどまで獰猛に襲いかかってきていた子蜘蛛達は、母たるボスを倒したことにより、静止した。

そして、奴らは静止した体を数瞬の後、母の死を理解した彼らは争いをやめ、ゆったりと元来た穴の方へと戻っていった。



「俺たち、勝ったのか...?」


「か、勝ったぞ....!」


「うぉぉおおおおおお!!」


退却していく蜘蛛達を眺めながら、勝ち取った勝利に雄叫びをあげる。


これにて、Cランクダンジョン制覇である。

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