第40話
今、俺が居る場所は【ダンジョン デスパ】
ダンジョンとは言っても。中は迷路化はしておらず。
ただ、ひたすらに広いだけの空間。
そこには、小型のドラゴン種のモンスタードレイクが所狭しと徘徊している。
小型とは言っても、体高3メートル。体長5メートルは有る。
ドレイクは強さこそは、中級の並なのだが。
とにかく、群れる。
並の戦士のプレイヤーなら、即座に戦士から戦死に為る相手だ。
俺の武器【竪琴】を左手に持ち。既に俺にターゲットしている目の前のドレイク4匹に、ターゲットウィンドウを合わして竪琴を
すると、俺にターゲットを合わしていたドレイク4匹のターゲットが俺から外れる。
すかさず、次の音楽スキルを発動して再び竪琴を奏でる俺。
すると、目の前のドレイク4匹が同士打ちを始める。
最初に奏でた音楽スキル。
これは、
自分を中心に半径50メートル内の、プレイヤーにターゲットしている
二度目に奏でたスキル。
奏でた者の任意で、
俺のジョブスキルレベルは、既にGM級。
GMと言ってもゲームマスターの略ではない。
そうこうしている間に、4匹のドレイクの内の1匹が倒れる。
倒れたドレイクをターゲットしていた、ドレイクのターゲットが俺に切り替えられる。
俺は、素早く竪琴を奏でる。
奏でたスキルは
そして、再び味を奏でて、HPバーが減り倒れそうになっているドレイクを攻撃している、HPの多い方のドレイクに攻撃するようにターゲットを合わせる。
平和で自分へのターゲットを外して、扇動で同士打ちをさせる。
これが、
卑怯だと言う奴も居るが。ハッキリ言おう。
楽だから良いんだよ!
そして、倒れて動かなくなったドレイクに近づいて解体作業に入る。
USOでは、基本的にモンスターを倒しただけでは金は貰えない。
倒したモンスターを解体して、素材を持ち帰って
★
*プレイヤーではない、プログラムで動くキャラクターを指す。
★
*プレイヤーが操作している
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