最後まで読ませてもらいました。いやぁ、すごいですね。1話から読み始めて気づいた頃には最終話、どれも面白かったです。どれか一つを選ぶなんてとても難しい話です。でも、一つ選ぶとすれば『枯井戸の正体』ですね。あの井戸があるままだと無限ループしてしまうなんて怖いですね。これもKさんに頼んだら元の世界に戻してくれたり?
それにしてもKさん最強すぎませんか?もうバイトじゃなくて本職にした方がいいくらいなのでは。
作者からの返信
感想をお寄せくださりありがとうございます。
そして全話読んでくださるなんて嬉しい限り! その上で「枯井戸の正体」を選んでいただいたこと、今後の作品作りに大変参考になりました。
「世にも奇妙な系統」のお話ですが、主人公がなんとか順応しようともがく過程が書いていて楽しいです♪……あまり良い趣味ではないですよね(笑
「もしこのお話にKさんがいたら」はすごく面白いです! 彼ならなんらかの突破口を示してくれるのか、あるいはその世界に彼はいないのか……。本連載であまり苦戦する場面がなかっただけに、うまくやってくれることを期待してしまいます♪
それでもKさん、お父さんからはまだまだと思われているようで。バイトからの昇格はいつになるのでしょうね。。
めちゃくちゃ楽しませていただきました!
どれも素晴らしい想像力をかき立てられて、連作でドラマ化されても不思議ではない出来栄え……!
個人的には、「枯井戸の正体」が謎解き含みの良さが大好きです。
それと色付きの光景まで脳裏に浮かび、人間側にたまたまついてくれたおっちゃんが良い味出していた「廃墟の島」を推します!
だけども、誰がなんと言おうともやはりご自分の書きたい欲に沿われた物語は、読む者にも心に響くのでは……と思います。
素晴らしき、独創的な世界を堪能させていただきました。
ありがとうございます!!!
作者からの返信
最後までお読みくださりありがとうございます!
連続ドラマ化だなんてそんな嬉しいこと♪ Kさん、推しの俳優さんがやってくれたなぁなんて妄想してしまいます(笑
「枯井戸の正体」「廃墟の島」は振り返ってみて、ともに情景・心理描写に時間を割いた二作だった気がします。こだわった分だけ、選んでいただけたことを嬉しく思います。
二作には星をつけさせていただきます★
次回作は現在、やりたい放題に書いています。今は本作でもやったような「廃墟探訪系」と、まだ新ジャンルの「デスゲーム系」を並行して進めています。
書くのを楽しみつつ、楽しんでいただけるものを完成させられるよう頑張ります。
重ね重ね、最後までお付き合いいただいたこと、たくさんの感想をいただいたこと、本当にありがとうございました!
編集済
ここプロ様。完結お疲れさまです。コメントを書くのが少し遅くなってしまいましたが、毎日読み終わってしまうのがもったいない気持ちでいっぱいで、ページをめくっておりました。どの作品もぞくぞくとして面白かったので甲乙つけがたいところですけれど、あえて選ぶなら『枯井戸の正体』と『林道脇の廃ワゴン』です。
『枯井戸の正体』は、異世界に飛ばされることに本能的な恐怖心を抱いている私には本当に恐ろしい物語でした。元いた世界との違いがほんの少し━━というのもまた、辛くて怖かった。主人公が成長して別荘を見つけるものの、扉を開けられずに迷い続ける心境に見事に気持ちがシンクロしてしまい、本当に怖かったんです。ラスト、枯井戸の傍らにポツンと残されたサッカーボールを見つけた時の彼の心境を想像すると、何とも言葉にできない悲しさと絶望感が込み上げてきました。この余韻が『彼井戸~』作品の魅力でもありました。
『林道脇の廃ワゴン』は、ワゴンのなかにいた怪物の正体もおばさんがどんな存在だったのかも、そもそもワゴンがなぜそこにあったのかも、なにもかもがぼんやりした輪郭を捉えられるだけで謎のままなのが怖かった。読み手の想像の余地が絶妙に残されている恐怖とでも言いましょうか。
「これであたしは大丈夫」
おばさんの意味のわからない台詞を読んだ瞬間、ぞぞぞっと鳥肌がたちました。
あと、S君! 機転が利いて推理力があって行動力もあって、そのうえ友達思いなのが良き♡
『知らない間に届く手紙』(こちらも面白かった。ホラーサスペンスは大好物です!)もそうですが、何話かに渡ったものは長い分だけ読みごたえがあったと思います。でも、読み切り一話にも最後の一行が心にサクッと刺さって、印象に残る物語が幾話もありました。たとえば『惑い虫』です。憑き物が妖怪めいてもいて、鬼太郎の一話に出てきそうでした。怪異と向き合うKさんの姿勢を端的に現したラストでしたね。
この頃のホラーにはキャラ文芸的な顔を併せ持つ作品がたくさんあるみたいなので、Kさんを主人公に長編版の活躍も読んでみたいなと思いました。その際は、友人兼助手(?)役にS君が再登場しないかなあ、なんて。
長々とすみません。もちろんKさんが登場してもしなくても、次回作を楽しみにしております。
作者からの返信
最後までお読みくださり、ありがとうございます! それにこんなに充実した感想まで……! 噛み締めるように読ませていただきました。
「枯井戸の正体」
扉を開ける手が止まる、といった流れは「自分ならどう思うだろう」と考えながら書いた場面でした。必死で探しはするけど、根拠がないまま開けることはできないと思いまして……そこに触れていただけて嬉しいです。
美鶏あお様を枯れ井戸の中にいるような気持ちに誘えたのなら何よりです。私は終始、井戸の中にいるようなつもりで書いていました(笑
「林道脇の廃ワゴン」
まさかの怪物、説明なし。追手のおばさん、説明なしという、語り手の視点では何もわからないまま不気味さを残して去るという展開になりました。
暗闇に鬼を見るといいますか、想像の中で恐怖が一人歩きをしていくようなお話が読み手としては好きで、そこを少しでも再現できたのなら何よりです。
おばさんのセリフには色々詰め込んでみました(笑 おばさんもおばさんで、何か事情を抱えているのでしょうか……。
「知らない間に届く手紙」「惑い虫」
ともにKさんが出てきた作品をあげていただけて嬉しいです! とても書いていて楽しく、本連載ではたくさん登場させてしまいました。
なんと、長編での活躍を期待してくださるとのことっ! ……きっとまたどこかで活躍の機会を持たせられたらと思います(コソッ
S君は名前なしの人にしては思った以上に活躍してくれたので、A、Bとは別のアルファベットが与えられました(笑
Kさんとのコラボ、面白そうです! Kさんの街に廃ワゴンが来て、生存者の話を聞くパターンとかで♪
真相を探る担当のK、危機回避担当のS、いい組み合わせになりそうです(笑
嬉しすぎて、すっごくたくさん喋ってしまいました(笑
長い間、お休みをしていたにもかかわらず拙作を手に取っていただきありがとうございます。
次回作の際にはまたぜひ、よろしくお願いいたします。
完結おめでとうございます!お疲れさまでした。毎日楽しませていただきました。
一番を決めるのは本当に難しいのですが、私は『共同墓地の「ハ」区画』を一番に推します。そして『共同墓地の「ハ」区画 結』とセットでさらに好きになりました。
もともと怖くて良い話が好きです。しかし良い終わり方というのはどこか説明しすぎて嘘臭くなりがちですが、『共同墓地の「ハ」区画 結』の最後はちょうど良く、素直に心に落ちてきました。シリーズの結びに相応しい、素晴らしいお話でした。
作者からの返信
感想をお寄せくださりありがとうございます!
セットで好きになったとのお言葉、すごく嬉しいです。
最後は恐怖で締めるべきでは? という迷いも少なからずあっただけに、終わり方を褒めていただいたのはすごくホッとするとともに、「あれでよかったんだ」という自信になりました。
ホラーへの造詣が私とはケタ違いの青木様に言っていただけたのなら尚更です(笑
30話も間を開けるという攻めの構成でしたが、「良かった、アリだった!」ということで、画面の前でガッツポーズをしています(笑
両エピソードには星を入れさせていただきます♪
先ずは完結お疲れ様でした。単にホラーというジャンルだけでは片付けられない物語の数々に、心を揺さぶられ続けた毎日…本当にありがとうございました。
面白怖かったお話ですが、甲乙付け難い中から無理矢理選んで、
廃墟の島
知らないうちに届く手紙
いちばん奥のシャワー室
共同墓地の「ハ」区画
の四作です。
新作、楽しみにしています!
作者からの返信
最後までお読みくださりありがとうございます!
それに各エピソードへの、私には勿体無いくらい嬉しいコメントの数々、本当に励みとなりました。
なかなか時間を見つけて書くのは大変……ではあるのですが、お陰様で連載が楽しいと思える時間になりました。感謝が尽きません。
4エピソードには★をつけさせていただきます。次回作も頑張ります♪
どれも毛色が違って面白かったですが、
女児失踪事件
玄関先の男
開かずの金庫
が特に好きです(最後にドカンと来るところとか)
作者からの返信
感想、エピソード投票をありがとうございます! 星をつけさせていただきます★
最後にドカン、いいですよね! ラスト3行以内くらいに大オチがあるタイプのお話は私も大好きです。
そんな感じを少しでも楽しんでいただけたのなら何よりです。
最後に回収した共同墓地と迷いますが、絶望感で「いちはつ園」に1票です。
今後も新作楽しみにしております。
作者からの返信
感想をお寄せくださりありがとうございます。
「いちはつ園事件」に1票いただきました! 一作だけ10年以上も前に書き上げたエピソードですが、再録してよかったです。今読み返すと「主人公すごい追い込んでるな私!」って思います(笑
完結後、こうして最後のエピソードにコメントをいただけるとすごくモチベーションになります。新作、頑張ります!
とても楽しく読ませていただきました☺️
個人的には、
『知らない間に届く手紙』
『廃墟の島』
『この先、私道につき』
がとても怖かったですし、面白かったです!
言葉で表すのは難しいのですが、多段オチと言いますか、良い意味で期待を裏切られるもう一段先のホラーオチがある点がとても斬新でしたし、小説の書き手としても参考になりました!
それから『チャペル ユートピア』や『共同墓地の「ハ」区画 結』のように心温まるようなストーリーも好きです😊
『コタエアワセ2』、楽しみにしております!!!!😆
作者からの返信
最後までお読みくださりありがとうございます!
それに毎回のご感想、すごく励みにさせていただきました。ジロギン様のおかげで完走できたと言っても過言ではございません♪
書き手として参考になるだなんてそんな! 私より遥かにお上手なジロギン様にそんなことを言われては頬が緩んでしまいます。
オチを二段階にするのがすごく好きなので、そこを楽しんでいただけたなら尚更です!
好きなエピソードをたくさんあげていただきありがとうございます。たくさん書いた甲斐がありました!
エピソードに星をつけさせていただきます。
「2」が始まった際にはまたお立ち寄りいただけたら幸いです(笑
お疲れ様でした!とても面白かったです!特に衝撃だったのが「玄関先の男」と「廃墟の島」です。短いながらも背筋が凍る結末の「玄関先の男」と、助けてもらったものの人ならざるものと人間のうまらない溝を表した「廃墟の島」、どちらも甲乙つけがたいです。他のエピソードも最高でした。最後のエピソードがKさんが登場&報われる最後で、読了感もすっきりです。
いい小説をありがとうございます!
作者からの返信
最後までお読みくださりありがとうございます。また返信が遅れて申し訳ありません。
「玄関先の男」は本連載で最も短いエピソード。しかしながらラスト一文の切れ味に全て注ぎ込んだ一話でしたので、結末を気に入っていただけて嬉しいです!
「廃墟の島」は怪異側の価値観だったり、怪異と共存する人間の価値観だったりに触れた難しい作品になりました。ともあれ、こういう探索型のお話は書き慣れているつもりでしたので、好評で嬉しいです♪
上記2作品には星をつけさせていただきます。また新作を公開の暁には、よろしくお願いいたします!