ELEVEN HEAVEN漫談

5年前、イレブンヘヴンは男女別々のユニフォームを着て

接客に勤しんでいた。

男性が緑、女性が赤の色分け。

ある時、男性店員のひとりが、勇気を出して

「赤が着たい!」と、言い出した。

申し出は受理されて、その日から

男女の垣根なく、好きな色を着ることが出来るようになった。

イレブンヘヴンのジェンダーレスの萌芽の草分けである。


パンチパーマの893がしゃがんで商品を物色していた際に

緊張し過ぎて商品の缶コーヒーを893の頭上に

投下した。

パンチパーマを突き抜けるように膨れた

角のようなたん瘤に付けられた慰謝料はウン十万円。


コンビニエンスストア内で財布が紛失した。

落とし主が三分後に再来店して

防犯カメラを再生するように要求すると

ひとりだけ明らかにうろたえる店員が。


再生ボタンに手を掛けるまでもなく

自白する窃盗店員。

敵は内部に在り、か……。


思った以上に可視化に成功した。

tumarunさんにも大体のニュアンスを伝えることが出来ただろう。


深夜27時00分 覚醒起床

熟睡感に包まれながら、ノートパソコンを起動する。

目標は8,000文字 原稿用紙20枚に達する文章量。

久し振りに深夜にアウトプットに勤しんでいる。

家族との約束で深夜帯に書斎に忍び込むのは止めるはずだが

天井を見詰めながら、寝室で死んだ目をするよりはマシだ。


ついに悲願の皐月元日に突入!

常設:ロビ子さん枠で冒頭からぶっ飛ばし!

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