六死に四生を得て来た我が人生

九死に一生を得ると言う文言があるが

オレは自分のさじ加減で

三にも四にも、生存率を高めて来た。

入水を計画した日は次兄がMVP扱いされたが

オレは濡れねずみになって

高架下で体育座りをしていただけだ。

次兄が椹野川に飛び込んで

溺れるオレサマを救助してくれた訳ではない。


自家用車の物損事故の際も

オレは任意のタイミングで、きっちりブレーキを踏んでいる。

肩を強打したが骨折もしていなかった。

そればかりか次兄は、きたねえ足の裏でオレの顔面を踏み

無防備な状態をねらって、思い切り腹を蹴って来た。

DVの記憶は色濃く残るというが、

オレもインパクトの瞬間を忘れたことがない。


次兄は平均点以上の歌唱力を誇り、ルックスも良かったが

作詞作曲の素養はなく、

令和6年の時点でデビューしたという報告は受けていない。

決して下手ではないが

楽器の扱いも凡庸と紹介するに留める。

彼も死後説寄りな人生を送り、

一般人として、風化して行くのだろう。


最近、電話魔になった。

別居中の前妻に掛けるのはルーティンだが

愛媛県新居浜市の円い町文芸にアクセスしたり

イラストレーターさんと芸術談義するのも有意義だ。

家庭教師をしている高校生の生徒と会話をすることも。


tumarunさんという物書き仲間に

コンビニエンスストアのネタを共有したいと言われているが

絶対的に口語の方が早いのに

連絡先の交換が出来ていない。

可視化出来るようにネタを整理してみようか。

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