第5話 爆裂うんこ

「ぎゃぁぁぁぁぁあああっ!!」


 目も眩むほどの閃光と耳をつんざく爆裂音を感じたと思ったらうんこが漏れた。


 絶賛けつの穴からもりもり出ているし割れた壺の隙間からももりもり漏れ出している。


「目がぁぁぁ! 目がぁぁぁっ!」


 爆裂音のせいで大きな叫び声をあげているはずなのにキぃぃインという耳鳴りしか聞こえないし、目は閃光をモロに食らって灼けるように痛い。


 うんこを撒き散らしながら両目を手で押さえ床をのたうち回る俺。


 俺のうんこにこんな破壊力があるとは……。

 まさか、これが俺のギフト「ゲームアーカイブ」の成せる技、だったりするのか……。


 自分の排泄行為にこんなリスクがあるとは、今後気軽にうんこできないなぁ。


 朧気にそんな事を考えながら、俺はまた意識を失った。




『データ移行完了』

『ダウンロードするゲームをお選びください』



『……あと、私にそんな機能はございません』

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