【アップ】男山教会2023年9月17日礼拝説教/讃美歌とMynoteもあります

天川裕司

【アップ】男山教会2023年9月17日礼拝説教/讃美歌とMynoteもあります

【本日の礼拝メッセージ】

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=FgORkbymDkA&feature=youtu.be


【アメーバブログ】

聖書や讃美歌の内容などは、こちらのブログより閲覧できます。

ぜひお気軽にお立ち寄り下さい^^

https://ameblo.jp/yujiteiou/entry-12821277179.html



前奏

招詞 イザヤ書55章8~11節

頌 栄

たたえよ、主の民[こ改25]

開 会 祈祷

主 の 祈り(週報裏面)

十戒・祈祷(週報裏面)

子ども説教

子どもと親のカテキズム問53

「聖餐のめぐみ」

こどもさんびか

あいの主イエスは[改124(2節)]

牧 会 祈祷

讃 美 歌 9番

聖書

使徒言行録17章22~25節(新約P248)

イザヤ書45章18~25節(旧約P1136)

説 教

「知られざる神に

~天地の主、救い主なる神」

宮武輝彦

祈 祷

讃 美 歌 239番

みことばの交読文

詩編46編8~12節

感謝のささげものと執り成しの祈祷

《大会謝恩日献金》

頌 栄 542番

祝 祷

報 告



讃美歌~♪


讃美歌9番(歌詞付)54年版「ちからの主をほめたたえまつれ」

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=mouG0PltB2s


1

力の主を ほめたたえまつれ

わが心よ 今しも目覚めて

竪琴かき鳴らしつつ

御名をほめまつれ

2

救いの主を ほめたたえまつれ

御言葉もて わが身を励まし

悩みに勝たしめ給(たも)う

みいつたぐいなし

3

いのちの主を ほめたたえまつれ

しげき恵み 雨と降り注ぐ

尽きせぬ御慈しみを

いかで忘るべき

4

栄えの主を ほめたたえまつれ

世をこぞりて かしこみ崇(あが)めよ

光に在(いま)すわが主を

永遠(とわ)にほめまつれ


「さまようひとびと」讃美歌 239番

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=MYjEOCVKgBM


1

さまよう人々 たちかえりて

あめなる御国の 父を見よや

罪とがくやめる こころこそは

父より与うる たまものなれ

2

さまよう人々 たちかえりて

父なるみかみの みまえに行き

まことの悔いをば 言いあらわせ

世人は知らねど 知りたまえり

3

さまよう人々 たちかえりて

主イエスの御許に とくひれふせ

わが主は憐れみ み手をのべて

こぼるる涙を 拭いたまわん

4

さまよう人々 たちかえりて

十字架の上なる イエスをみよや

血潮の滴る み手をひろげ

「生命をうけよ」と まねきたもう



2023年9月17日 礼拝説教 中心聖句


「道を歩きながら、あなたがたの拝むいろいろなものを見ていると、『知られざる神に』と刻まれている祭壇さえ見つけたからです。」

使徒言行録17章23節



神である方、天を創造し、地を形づくり 造り上げて、固く据えられた方…人の住む所として形づくられた方 主はこう言われる。わたしが主、ほかにはいない。

イザヤ書45章18節



はじめに

神を知ることは、愛すること。偶像が満ちるところに、愛を伝える今日。

「パウロは、アレオパゴスの真ん中に立って言った。」とは、パウロの伝えた「福音」を聞きながらも「新しい教え」「奇妙なこと」と聞こえた「幾人かの哲学者」たちを含む者たちによってアテネ(アテナイ)のアレオパゴス(評議会場)で、公式に弁明する機会を与えられたことを証言する。当時、アレオパゴスの会議は祭日を除いて毎日開かれ、神々について表決する場でもあった。「アテネの皆さん、あらゆる点においてあなたがたが信仰のあつい(とても神々に恐れ深い)方であることを、わたしは認めます」とパウロは語りだす。それは当時の慣習でもあったが、聴衆への敬意を表明する挨拶。「道を歩きながら、あなたがたが拝むいろいろなものを見ていると、『知られざる神に』と刻まれている祭壇さえ見つけたからです」と添える。これは、これから語る内容を方向づける導入と言える。この祭壇の詳細は不明。「知られざる神」とは、偶像の神々以外の「未知の神」というよりも、多分、歴史上祭壇は残ったが、その信仰が「不明となった神」「忘れられた神」と思われる。

「それで、あなたがたが知らずに拝んでいるもの、それをわたしはお知らせしましょう」とは、歴史上の神こそ、実は、天地を造られた唯一の「神」、「主」であると、パウロは告げる。「世界とその中の万物とを造られた神は、天地の主であり、手で造った神殿には住まわれることもなく、何かを足して、人の手によって仕えてもらう必要もなく、すべての人に命と息と、その他すべてのものを与えてくださる」お方と。「自分では知恵があると吹聴しながら愚かになり、滅びることのない神の栄光を、滅び去る人間や鳥や獣や這うものなどに似せた像と取り替えた」「神の真理を偽りに替え、造り主の代わりに造られた物を拝んでこれに仕えた」(ローマ1章23,25節)と言うとおりに、偶像礼拝の実態は、無感覚なままに、神の真理を偽りに替え、霊的不潔を重ねる悪事。しかし、パウロは、ここでは、目に見える偶像撤廃を叫ばず、まず、天地の主である神の存在を告げ、正しい礼拝のあり方へと導こうとする。

まことの預言者イザヤは、「天をつくったお方、主はこう言われる」と、イスラエルの神の偉大さを告げた。「この神が地を定め、それをつくられた、このお方が地を区分された。このお方はむなしく地をつくられたのではなく、人の住む場所とされた─「わたしがそこにいる(居る、エゴー・エイミー)、わたしのほかにはいない」(イザヤ書45章18節七十人訳ギリシャ語 逐語訳)。パウロ一人が、アテネで「イエスと復活」と「天地の主である神」を告げ、偶像が満ちていたアテネの町も、まことの神が、人びとを生かし、治めておられることを明らかにする。真に、主イエス・キリストは、創造と摂理の主、永遠の神(ヘブライ13章8節、ヨハネ8章28,58節)。聖霊の内住「聖なる神殿」として真の神とキリストを礼拝する(エフェソ2章22節)

おわりに

「ただ、知識は人を高ぶらせるが、愛は造り上げる」(コリント一8章1節)とパウロはのちにコリント教会へ警告した。それは、何を知るか、だけでなく、知る態度を問うもの。まことの神を知り、目に見える偶像を廃しても、その心はいかなる態度を取るか。正しい知り方は、神との愛から出ることを心に留め、祈りたい。



(Mynote)🖋

二〇二三年九月一七日(日曜日)、今日も兄弟姉妹共に礼拝を守れる事を神様に感謝する。

(子供メッセージ)

『子供と親のカテキズム 問五三』

「聖餐(主の晩餐)とは何ですか」

「イエス様が命じられたとおりに、パンとぶどうジュース(ぶどう酒)を用いて行われる礼典です。それにより、イエス様の十字架でさかれた肉と流された血によって成し遂げられた救いを覚えます。聖霊によってイエス様と結び合わされて、罪の赦しと永遠の命の祝福に養われます。神様の子供達と一緒に祝いながら、再び来られるイエス様を待ち望みます。」

(公同礼拝)

『使徒行伝』(第一七章二二〜二五節)

『イザヤ書』(第四五章一八〜二五節)

この『使徒行伝』の箇所は先週から引き続き、パウロ達一行が福音宣教活動をする上で、次にアテネ地方に住む人達の所へ行き、そこで改めて活動の続きをして居る場面である。

聖書に在る十戒の基本的な土台は「隣人を愛する事」即ち「神様を愛する事」に在る。愛すると言うのは誰かに良い顔をして気持ちの良い・耳障りの良い言動を働くだけの事に無く、時に厳しい事や叱り付けを必要とするものである。愛する事に理屈は無く、もはや感覚的なものに在り、その感覚は信仰に依る聖霊から生まれる。聖書には同時に、

「また多くの不法が蔓延るので、多くの人の愛が冷えるであろう」

とイエス様が弟子達を始め全ての人に教えられる真実が在り、不法が蔓延ると愛が冷える事が明らかにされて居る。ここで「不法」とは何かを問う場合、例えばここでは「偽の宗教が栄える事(詰り邪教が蔓延り偽の教えが人を支配してそれにより愛が冷える事)」が証明されて居るのではなかろうか。

『マタイによる福音書』(第二四章一二節参照)

パウロ達にはアレオパゴスと言う評議会場にて堂々と唯一の真実である神様に就いて、イエス様の事に就いて、そして信仰に就いて語り聴かせる機会が与えられ、これは一見、福音宣教に於いて至高の機会(チャンス)が与えられたと言って良い。しかしその地方では様々な宗教(教え・習慣・主義)が横行して居り、ただパウロ達の言う事(宣教)を「一応聴いてやろうか、受け入れてやろうか」と言った、人ながらの許容も(その地方に住む人達には)在ったかも知れない。パウロの心にはその地方での様々な邪教が広められて居る事実を知る上、激しい怒りが芽生えて居た。けれどこのパウロの怒りはアレオパゴスに住む人達そのものに向けられず、邪教そのものに向かい「罪を憎んで人を憎まず」の精神をそのまま地(じ)で行く姿勢を取る事になる。ここに一つ、他のクリスチャンもノンクリスチャンも含め、全ての人が学ばねば成らない理想の姿勢と内実が在ろうか。パウロはその地方に住む人達が信じてやまない宗教を「邪教」と言って責める事はせず、ただ「イエス様の事を始め真実なる神様の事、そして信仰の事」に就いてだけ充分に話した。詰り周りの人達から見れば、パウロは「自分が信じる神様の事」を話し、これはその他の宗教と同じく、一つの宗教観として捉えられたかも知れない。だが無論パウロ達の信仰は他の宗教を唯一とはせず、キリストの真実ではない事をその土台に強く説いて居た。

詰りパウロ達は、そこに住む人達の宗教を人として許容し認める上で、「それは間違って居る」と根底に置きながら誰を責めるでもなく、ただ自分達の信仰の強さ・在り方だけを宣べ伝えた事に成ろうか。

「『知られない神に』と刻まれた祭壇も在るのに気が付いた」(『使徒行伝』第一七章二三節)

とパウロはそれを認めた上で「あなた方は、あらゆる点に於いて、頗る宗教心に富んで居られる」と言った。ではその「知られない神」とはどんな存在なのか?…を教える姿勢を以てパウロはイエス様の存在を通し、唯一誠に生ける神様の事を伝え、その神様が先ず存在されて居る事、そして全ての人はこの唯一の神様に依り存在する事が出来、その神様から生まれた者達であるゆえ兄弟姉妹に在り、今も生かされて居る事を宣べ伝えた。

「そこで、あなた方が知らずに拝んで居るものを、いま知らせてあげよう。この世界と、その中に在る万物とを造った神は、天地の主であるのだから、手で造った宮などにはお住みにならない。又、何か不足でもして居るかの様に、人の手によって仕えられる必要もない。神は、全ての人々に命と息と万物とを与え、又、一人の人から、凡ゆる民族を造り出して、地の全面に住まわせ、夫々に時代を区分し、国土の境界を定めて下さったのである。」(『使徒行伝』第一七章二三〜二六節)

「知られざる神が居られる事」は、人々が自分勝手に造り上げた様々な神々の以前に居られた神様の事を証明して居るのであり、その人に生来与えられて居た神概念が欲望と曲がった信仰により誕生させられ現代に至って居るに過ぎない事を、パウロはその後の言葉を以て具体的に教えた。

この様に他の宗教そのものを否定する姿勢は崩さず儘に人を責めず、ただ不法が蔓延る発端を多くの人が作り上げてしまって居る事を悲しむ上、なお自分達が信じる唯一の神様の事、そしてその神様と全ての人との関係に就いて教え説き、今どうして人々がここに在るのかを、語り尽せる限りの言葉を以て聖霊を通して人々に教えた。唯一の真実に在る神様が「全ての人が生活出来る土台(この地球として良い)」を人々に与え、その人々はその「神様が生来与えて下さった生活の土台」の上で様々な邪教を造り上げ、その邪教の教えより不法を蔓延らせ、人の愛を冷ましてしまった。この事を悲しむ上で、パウロ達一行は常に変わらず一貫して、神様の真実とイエス様の事だけを人々に伝えて居た。

人々が互いに怒り合っても教会は信仰に於いて良く成らない。誰かが誰かに対し自分の信仰の在り方と内実を誇っても同じ事であり教会は良く成らない。教会を良くするのは愛であり、隣人を常に愛せるその愛と、神様を常に愛するその愛とにより、教会(人々が神様のもとに信仰を以て集まる場所)が良く成るのであり、全ての人は先ずこの事に気付き、その愛を常に大事に持ち、信仰に依り神様に救いを祈り求める事が必要である。その事をパウロ達は人々に伝えた。


【日本キリスト改革派 男山教会】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【最寄りの教会検索用】

https://www.rcj.gr.jp/



Table Café~


榎本保郎牧師 ミニ説教13 「神さまの愛に気づく」

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=BOsMPGzP8a0&list=PLsm9yO2iPJwbdJksJGAKNxpg1NbzEP7W9&index=13


「いつくしみと恵みが、私を追って来る」-

THE DAILY with Arthur Hollands 2023/09/20

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=fdDFh4Lesc4


ハーベスト・タイム・ミニストリーズ

https://www.youtube.com/@HarvestTimeMin?app=desktop


不思議のパルプンテ

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos

(お暇な時にぜひどうぞ)



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