結婚するふたり

「占いやってるよー」

「ふたりのこと、占ってもらおうか!」


「ふたりの結婚を占ってもらう?」

「いや、占わなくても、いいでしょー」


「じゃあ、ふたりの何を?」

「こどもは何人かとか?」


「こどもの名前は何かとか?」

「それにするか!ふたりのこどもについて」


「「ふたりのこどもについて占ってください~」」


「え?女の子ふたり?」

「娘ふたりってことか~」


「ただし...魔法で?」

「どういうこと?」


「魔法の力で授かる?」

「なんだって~?」


「なんでわかるんだろう?」

「なにかしら能力あるから、占い師やってるんだよーきっと」


「そっか~」

「やったねー」


「ふたりにめっちゃ似てるこどもたちかな?」

「うちとあやなっちも、めっちゃ似てるから、そのこどもたちも、めっちゃ似てるのかな?」


「そうだよ、きっと」

「うわ~可愛いんだろうな~」


「はなっちに似て、めっちゃ可愛い~」

「あやなっちに似て、めっちゃ可愛い~」

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