翌朝
「おはよー、あやなっちー!」
「おはよー、はなっちー!」
「今日から留学の授業だねー」
「そうだよー」
「魔法のお菓子さー、英会話うまくなりますようにって、魔法かけようって考えてたんだけどさっ...」
「うんっ」
「それも、魔法にたよらず、自力でやるべきかな~って思って...」
「そうだよねー、せっかく、ふたりいっしょにサンフランシスコまで来れたんだからねー」
「そうでしょー、だから~、ダンスうまくなりますようにっていうくらいの魔法でいいのかな~って...」
「うんうん、うちも、やっぱり、それくらいでいいかな~」
「よしっ、じゃあ、そうしよう!ダンスうまくなる魔法をかけてみようー」
「うんっ、そうしようー!」
「じゃあ、食べるよーっ」
「よしっ、さいごのお菓子...」
「「せーの!!パクッ」」
「「ふたりのダンスうまくなりますようにーっ!!」」
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