自己紹介?気持ち良くなりたいならぶっ放せ!!

 俺の名は。魔術師の資格で最高ランクの一級を持つ、最高で最強の魔術師だ。

 とにかく俺は凄いんだぞって事で…突然だが、俺にはとあるがある。


 それは…


「助けてぇぇぇぇぇぇーーー!!!!」

 目の前にいるクソッタレのどもに、新作のをぶつける事だ。


「待て待て、慌てなさんな…俺の新作魔道具、魔変換・EMP マジック・パルス・・電磁砲キャノンを試したいんだからよ。調整大変だったんだぜぇ〜」

 俺は磔にした盗賊の一人に向かってキャノンをぶち込む。


「やめ……t」

 俺が盗賊にめがけて光線を放った結果…盗賊の体は粒子に分解され、消えてしまった。それだけでなく、後ろの森も光線によって激しく地面がエグれ、被害はだ。


「やっべぇ…こりゃあまた捕まっちまうかもな〜。これ以上王都の牢屋に入れられるのはゴメンだぜ…」

 それにしても…気持ちeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee。

たまんねぇぜ世界!!俺を見てるか…!!?ついに最強火力の魔道具出来ちまったなぁ。待ってろよ、世界!!!


 ここはギデサルム王国。大陸の中でも一番大きな国だ。この広大な国で俺は毎日放浪の旅をしている。全ては…ハーレムを、じゃなくて…を作るために!!


 魔道具とは…魔法を入れて動かす器のようなもので、俺が作ったのだと杖に、大型の武器に、シールド展開装置なんかがある。

 しかし!!王都の連中どもは頭が硬すぎる。頭で石焼ビビンバが作れるくらい硬い。なぜかと言うと、あの糞どもの直下の魔道具師が作ったのは機械人形ゴレムドールとか言うくそ燃費の悪い万能機械?と、錬成がしやすくなった剣と、魔力バフがかかるブレスレット、補助効果のあるブレスレット。ただそれだけ…バカにしてんのか!??


「そんなん1日で作れるやろがい!!魔道具舐めんなぁァァ!!!!!」

 俺は目の前のエグれた森に向かって叫んだ。




 と、ともかく、王都の魔道具師はクソ…そのくせして超すごーい魔術師の俺の事を何度も何度も牢屋にぶち込んでる。前回ので何と…15回目だ!!

 いやいや…俺よりも重大犯罪起こしている奴いっくらでもいますよねぇ…1、2ヶ月ぐらいしか牢屋に入れないんだったらさぁ…さっさとそっち捕まえてほしいよね。


「はぁ…独り言はもう良いとして、宿探しますかぁ」

 俺はエグれた森とは逆の方向へと、へと向かっていった。






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