ほのぼの物語

羽弦トリス

第1話プロローグ

僕はばあちゃん子だった。じいちゃんは父方でいたが、入退院を繰り返していた。ばあちゃんはいない。

母方のばあちゃんは元気だった。じいちゃんは亡くなっていた。

だから、じいちゃん、ばあちゃんの思い出はばあちゃんの方が多い。


ばあちゃんちに行くといつも、五十嵐ラーメン屋に電話して、出前のラーメンを食べさせてくれた。

お小遣いももらう。

でも、楽しみだったのは、ヤクルト。


ヤクルトの存在を知ったのはばあちゃんの家で知った。また、牛乳が瓶に入っていることも初めて知った。

ばあちゃんは、良く畑で草むしりをして、牛に餌をあげていた。

伯父さん叔母さんにも良くしてもらった。


この物語を書き始めるプロローグである。

少年期から青年期までのばあちゃんとのやり取り。

あの頃を思いだして、書いてみます。

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