自称天才美少女博士が作った薬で耳垢生成が止まらない!?
ちゃんちゃらめ
第1話 オープニング
助手であるあなたは自称天才科学者で耳かき大好きな博士に今日も今日とて新薬を投与されていた。
SE:ドア音
「おはよう、助手君。今日も早いね」
コーヒーを飲む音
ガラスのコップを置く音
「ん?ボクか、ボクはいつも通り徹夜で研究だよ。わかってる。わかってる。今日はちゃんと寝れるから安心しなよ」
「ふふふ、助手君は察しがいいね。その通り。ついに新しい薬が完成するんだよ!!」
「完成の瞬間は助手君と一緒にと思ってさ。さあ、そこのフラスコ取って。そうそう、そこの緑色の煙が出てる奴。うん、それ。間違ってないよ。それ。それ」
「はい、どうも。最後にこれを加えてしっかり混ぜればぁ~~・・・・・・」
SE:ポコポコと泡が出る音とシューって煙が出る音
「できたぁぁぁぁぁ!!ぐふふ、耳かき研究の第一人者にして薬学、生物学の天才であるこの私にかかれば新薬の開発などちょちょいのちょいなのだぁぁ!!」
「さあ、助手君、早速君で実験だ!」
「モルモットが先? 人体実験は後? やだなぁ~、助手君。モルモットは研究に没頭してて餌を上げなかったから死んだでしょ。まあまあ、この薬に害は無いから安心しなさい」
「ぐふふ。ぐふふふふふ。この薬を投与すれば助手君が耳かきされたときの快楽は数十倍・・・・・・いや、数百倍に跳ね上がって極上の耳かきを楽しめるようになるだろう」
「さあ、ボクと君で耳かきの歴史に新たな旋風を巻き起こそうじゃないか!!」
「というわけで。 お注射の時間ですよ~」
「あれ?言わなかったっけ? だって前に飲み薬飲ませた時は苦いって言ったからこれにしたのに」
「わかった、わかった。次は塗り薬にするよ。でも今回はこれで勘弁ね」
「ほらほら、そこの椅子に座ってて、今針の用意をするから」
「は〜い、じっとして〜、チクッとしますよ〜〜」
SE:注射の音
「なに? 注射苦手だったの? まあまあ、我慢、我慢。薬が効いたら最高の快楽が待ってるからね」
「では、では、効果が出る前にボクのお膝に頭を載せな」
SE:お膝ぺちぺち
「さあ、早速耳かきをやっていこう」
「じゃ、入れるよ~」
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自称天才美少女博士が作った薬で耳垢生成が止まらない!? ちゃんちゃらめ @tyantyarame
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