女子高生のパンツを使ってコーヒーを入れたい。

結友。

第1話 女子高生のパンツでコーヒーを入れたい。

※この物語はフィクションです。この物語の一部始終は犯罪に当たりますので絶対に真似しては行けません。


昨日、女子高生のパンツを見てしまった。

黒を基調としたデザインでレースのような装飾が施されていた。比較的、布地面積は広かったと思うがそれがまた性欲を掻き立てる。さながら朝食前のコーヒーのように。そう思ってコーヒーを飲んでいると、ふと感じたことがある。


「女子高生のパンツを使ってコーヒーを入れてみたい」と。


俺のいい所は思い立ったらすぐ行動するフットワークの軽さだと思う。気づけば女子校の近くに来ていた。


どうやって女子生徒のパンツを入手しようと考えていると、校庭で陸上部が部活をしているのが見える。そいえばランニングパンツの下には何もはかない人もいると言うネットの記事を見たことを思い出した。「今なら部室に脱ぎたてホヤホヤのパンツがあるのでは?」と思ったがここで1つの問題が発生する。果たして陸上部女子は黒のパンティーを履くのかどうかということだ。

どうせなら俺の大好きな黒のレースや紐のパンツが欲しいところではあるが、陸上部女子が黒のえっちなパンツを履くのかどうかが疑問に残る。

一般的には陸上部女子はスポーツパンツを履いているのが解釈一致ではある。

「ここで黒レースを諦めていいのか?楽していいのか?」と心の中で葛藤していると後ろから肩を叩かれた。


「うちの陸上部になにか用ですか?」


外周をしていたであろう陸上部女子にそう問いかけられる。俺の性癖(黒髪ロング、色白、巨乳

ややムチムチな体、etc...)とは真逆のボブの褐色肌ではあるが、身長が低く、胸がでかい。

ロリ巨乳というジャンルなのだ。現実に存在してはいけないロリ巨乳が珍しくも褐色女子と共存している。それを見て俺は驚きを隠せなくその場で固まっていた。


「不審者なら通報しますよ」


前言撤回しよう、少しロリ巨乳と言うところにテンションが上がってしまったが本来の目的はパンツを獲得しコーヒーを楽しむことだ。その目的を達成出来なければここに来た意味も無くなってしまう。


「いやいや、今日ここの学校の校長先生に用があって来たんです。職員室まで案内して貰えますか?」


俺の頭をフル回転させて出した最適解。それは来客と嘘をつくことだ。学校に外部の来客が来るのは自然なことであろう。それに学校の中への侵入となれば怪しまれるが生徒と一緒なら先生や来客、外部の指導者と思われ侵入者と思われる方がおかしい。


「そんな格好でですか?不審者にしか見えないですが?」


確かにヨレヨレのタンクトップにファスナー付きの青いパーカー、季節外れの厚手のナイロン生地のズボンに壊れたクロックス。不審者にしか見えない服装だが普通に腹立たしい。

そのうるさい口におもわず俺のマグナムを突っ込んでしまうところだった。


「今日は急に呼びたされてしまったからね、着替える暇がなかったんだ。」

「あ、そうなんですね!失礼なことを言ってしまいすいません...」


さっきは強気に当たってきたが根は真面目な子なんだなとさっきのツンツンさとのギャップに感銘を受けていると女の子は俺を職員室へと案内してくれた。


「案内してくれたところ悪いけど、ちょっとお腹を壊しちゃったからここまででいいよ。」


さすがに職員室の付近まで行ってしまうと不法侵入がバレかねないと思った俺はここでトイレに行くという口実でこの女の子から離れ部室棟への侵入を試みる。


「こりゃあ参ったな」


ここでひとつ問題が発生する。部室棟にはバレー部、ソフトボール部、陸上部、ハンドボール部、卓球部などなどおよそ10個ほどの部活の部室が連なっていた。長居してしまうと誰かに目撃されてしまう、そうなれば即、豚箱行きだ。

俺は最大限のリスクヘッジができる男、ここでひとつの部活に絞るべきだと考えた俺は昨日見た同人誌がバレー部の寝取られものだったことを思い出したバレー部を選択した。


「く、黒の紐パンだと...」


俺はバレー部の部室の中で紐パンを天に掲げながら喜びに満ちていた。紐パンの魅力は言うまでもないそのエロさだと思う。全体的に布面積が少ないのは言うまでもないが、一番のポイントはなんと言ってもリボンである。紐パンはその性質上パンツを履く時に紐をリボン結びしなければいけない。リボンの可愛さと下着のエロさがマリアージュしているところが魅力だろう。


「目的も達成したし、ここから逃げなければ。」


逃げるというのは犯罪者っぽくて嫌だが、俺はそこら辺の下着泥棒とは訳が違う。その辺の下着泥棒は盗んだ下着をいかがわしいことに使うのだろうが俺は違う。


“コーヒーを淹れたいだけなのだ”


だからコーヒーを美味しく味わった後は持ち主の所へちゃんと返すつもりでいる。借りた物は持ち主にしっかり返す。俺は人並み程度には倫理観を持ち合わせているのだ。


「計画通り」


部室棟を後にした俺は新世界の王になったかの様な不敵な笑みをこぼす。そして帰路へと着いた。


家に着いたらまずは早速そのパンツでコーヒーを入れると考えた人は多いかもしれない。

しかし、その考え方は2流に過ぎない。1流は黙って匂いから堪能するのだ。

俺は黒の紐パンを鼻に近づける。


「???」


ここで初めての匂いに遭遇する。今まで数多ものパンツの匂いを嗅いできたパンツマイスターの俺ですら初めて嗅いだいちごのような甘い匂いだった。普段のパンツは酸のような少し酸っぱい匂いやチーズやヨーグルトのようなマイルドな匂いの2つに分けられると思っていたが、新たにいちごが俺の匂いレパートリーに組み込まれた。


そしてついにその時がきた。

いつもコーヒーを入れる時は紙のペーパーフィルターを使っているが今日は違う。今日は女子高生が履いた黒の紐パンをコーヒーフィルターにしてコーヒーを入れるのだ。


「至福の時間だ。」


コーヒー粉にお湯を注ぎ、滴り落ちるように抽出する。その間にコーヒーのお供を用意する。いつもならば果物やクッキーだが今日は贅沢をし、チーズタルトとマンゴーを用意。これでようやく戦闘態勢に入った。


5分後ようやくコーヒーが完成する。

今までにこんなに長く感じた5分はあっただろうか?それほどまでに待ちわびていた時間だった。


「やばい、イクッ...」


コーヒーを口にしたその瞬間悪魔的な味に思わず逝ってしまいそうだった。普段となんら味は変わらない、しかし何故だろう。この背徳感、ただ女子高生のパンツをコーヒーフィルターにしてコーヒーを入れただけなのにいつもより数十倍は美味しく感じた。


その味の虜になってしまった俺はそれから毎日

女子高生のパンツを使いコーヒーを入れるのであった。


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ご愛読ありがとうございます。

誰しもが1度は女子高生のパンツでコーヒーを入れたい。もしくは、美女が使ったお湯で味噌汁を作りたい。など思ったことはあると思います。

そんな普段皆さんが考えてる気持ちを代弁していけたらいいなと考えています。

これからも狂気的、変態的な小説を書いていけるように精進していくので応援よろしくお願いします。

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