第93話

 ゼウスは、この世界の神の中では新参者だ。




 元々この世界には、女しか存在しなかった。


 神には女神しかおらず、生物は女が女を産むことで成り立っていた。


 性別という概念自体が無かったのである。




 今から数千年前、美の女神アフロディーテが『愛』と言う概念を生み出した際に、初めて男と女が生まれた。


 アフロディーテにとって、愛というものを生み出したのは気まぐれでしかなかった。


 そう言うものがあれば、この世界はより複雑で美しくなるのではないか?


 その程度の考えだった。


 実際に、性別と言うものが生まれ、交尾が生まれたおかげで、生物の進化は加速し、アフロディーテが望んだように複雑で美しい生態系が生まれた。




 一方で、男女という概念が生まれたことで神の世界にも変化があった。


 男神の誕生である。




 男神というものが生まれてすぐの時、男というものを司る神に分配される力は、男神の絶対数が少ないために集中することになった。


 そのせいで、生まれたばかりであるにもかかわらず、男神は強い力を持っていた。




 この最初期の男神の中の1柱がゼウスだった。




 ゼウスは考えた。


 自分は、先に存在していた女神たちと比べても、比較的強い権能をもっている。


 男神が少ないせいで、男がやれることの大半は自分が司ることになっていたからだ。


 にも拘らず、古くから存在する女神たちは、ゼウスを特別扱いせずにただの神の1柱として扱う。


 ゼウスは、これがとても不愉快だった。




 もっと、どの女神にも文句を言われない力が欲しい。


 それも、今すぐに。




 そこでゼウスは、ある方法を思いついた。


 力が足りないのであれば、既に力を持っている存在をとりこめばいいのだと。




 それからしばらく、ゼウスは下位の女神を取り込み続けた。


 神としての力を取り込むことでゼウス自身が強化され、更に取り込める女神が増えて行った。


 最後には、最上位女神の中の1柱である正義を司る女神『アストライア』をも取り込むに至った。


 彼女は、人間たちに広く信仰されており、一気にゼウスを強くした。




 この行いに対して、この世界を作り出した創世神が激怒した。


 創世神にとって、この世界は娯楽であり、神とは舞台装置に過ぎない。


 創世神は、神々にある程度の独自裁量は認めているし、むしろ推奨している。


 自分が想定している展開とは違う未来に進むことが、創世神の壮大な暇つぶしになるからだ。




 しかし、ゼウスの行った神々の取り込みは、最終的に何の意外性も無い単一の世界が出来上がってしまう可能性が高かった。


 それは、創世神にとって何より許せない物であり、そんなことをされるくらいならこんな世界さっさと削除して、新しい世界を作った方がマシだとすら思っている。


 よって、創世神はゼウスの神々を取り込む能力を強制的に封じた。




 神聖存在を取り込めなくなったゼウスは、それでもまだ自分の力を増やしたかった。


 そのため、ゼウスはアストライアの後を引き継いだという体で、人間たちの信仰心を利用することにした。


 結果、人々に広く信仰されていた聖教と呼ばれる宗教は、アストライアではなくゼウスを信仰する物へと変わってしまった。




 聖教の聖地がある真聖アストライア教皇国が、真聖ゼウス教皇国へと名を変えたのもこの時である。




 それまでの聖教は、アストライアが作り出した神の法に則り、正義を成すことを是としたもので、回復魔法を使った病院の運営の他、警察や衛兵のように悪を挫く役割も担っていた。


 聖教の聖騎士は、世界中の国の衛兵と同等の権限を持ち、独自の裁量によって悪を取り締まる事が出来ていた。


 神々から、ジョブと言う贈り物を授けるのも、大切な仕事だった。




 これに対して、ゼウスが取って代わって以降は、ゼウスの好みに合うように歪められていった。


 汚職が横行して、人々の醜い部分がいくらでも見れるようになり、病院では高額の治療費をとるようにしたことで、人々が病気やケガに対して強い恐怖を持つようにした。


 創世神は、良いほうでも悪いほうでも、自分の想定していない方に進むのであれば構わないという考えであったが、ゼウスは人々が悪いほうに進むのが見たかった。


 自分が過去に取り込んだ女神たちの、恐怖と絶望の表情と声を思い出せるような気がしたからだ。




 そんな事をしていたせいで、神々の使いとして働く天使の中から裏切り者が生まれ、魔王となって世界を滅ぼそうとされたが……。


 自分を否定した魔王に最初は激怒したゼウスだったが、その魔王を世の理を曲げる程に強化した存在である勇者を使って叩きのめしたことで溜飲も下がった。




 ゼウスは、聖教をここまで酷くしたとしても、一度浸透した信仰によって聖教が捨てられる事は無いと考えていた。


 しかし、そこに誤算があった。


 多くの人間にとって、自分に利さない神など信仰するに値しなかったため、段々と聖教は世界から煙たがられるようになっていく。




 人間だけではなく、ゼウスのその横暴な態度に他の女神も非常に不快に思っていた。


 特に、男神という存在が生まれる原因を作ったアフロディーテは、ゼウスに対して強い憎しみを持っていた。


 といっても、ゼウスの行った凶行に対してというよりは、男という存在の印象を悪くし、神の世界で恋愛という素敵な概念が根付くことを妨害したという一点にだったのだが。




 だからアフロディーテは、ゼウスの支配領域に対して、対抗できる支配領域を持つディオーネーへと肩入れすることにした。


 ディオーネーの国に、今まで一度も作ったことが無かった自分の使徒を産みだし、それを育ててゼウスの支配領域を奪い取るという計画だった。


 この世界の神々にとって、自分の支配領域を持ち、広げる事こそが楽しみだったために、ゼウスの支配領域を奪う事で報復とした。




 しかし、その使徒が途中で憤死してしまったため、異世界で丁度いい要素を持った魂の持ち主を見つけ、使徒の体に憑依させたのがダロスというわけだ。








 一方で、ゼウスが乗っ取った真聖ゼウス教皇国はというと、皇帝が率いる列強国の一つから、教皇が牛耳る宗教国家へと変わって行った。


 どこかで戦争が起きれば、神の名のもとに介入し可能な限り被害を減らすという世界の衛兵を自称する国から、世界は聖教の元に一つになるべきだというスタンスへと移行していった。


 もちろん皇族はそれを良しとしなかったし、それに同調した貴族もいた。


 だが、汚職を平然とやってのける貴族が圧倒的に多く、その者たちには大抵聖教が肩入れしていたために聖教の力は強まり、逆に皇族の力は弱まって行った。




 今となっては、真聖ゼウス教皇国の皇族は、何かの催し物の際に顔を出させてもらうだけの存在となっていた。


 他国からも、元々の宗教の元に皇帝が支配する国という認識から、ゼウスに選ばれた教皇によって運営される国であるとみられてしまう程である。




 それで国が上手く運営できるはずもなく、国民は重税に苦しみ、食糧自給もままならず、聖教関係者だけが肥えていく。


 もちろん末端の聖教関係者の中には、自分の中の正義に基づいてアストライアの法を重視していたものもいたが、上層部に行けば行くほどゼウスの考えに汚染されていった。




 ゼウスとしては、そろそろ人民が蜂起して国が荒れたら面白いな、程度の考えなのが始末に負えない。






 そんな状態で、汚職に手を出せずに没落しかけている貴族が望みを託すとしたら、その先は皇族しかない。


 現在の皇族は、皇帝と皇后、皇太子に、皇女が1人を残すだけとなっていた。


 一応公爵家や侯爵家にも皇位継承権のある者はいるが、大半が聖教側についているために皇族とは無関係という立場をとっている。


 今となっては、皇帝と円卓を囲む貴族の当主は10人にも満たない。




「このまま周辺国に対して聖教が横暴な態度を取り続けていると、我が国は世界の敵になりますぞ!」


「しかし、それをどう止めれば良いのだ!?我々にそんな力は残っていない!」


「正義の元に束ねられていた頃には、もう戻れぬのだろうか……。」




 堂々巡りの議論を続けるのが、ここ10年程の彼ら没落寸前の貴族たちの日課となっていた。


 勇ましい事を言う者もいるが、実際に行動に出た者はここにはいない。


 以前はアストライアの正義を全うしようという貴族もいたが、大半が粛清されてしまった。


 しかし、だからと言って汚い手段に出る事だけはできないという者たちの集まり。


 滅ぶまで変化など訪れないと、ここに集まった者の大半が思っていた。




 そんな中、1人の女性が挙手する。


 最近病気で引退した父に代わり、家を引き継いだエイラ・ホーライ伯爵だ。


 ホーライ伯爵は領地を持たず、代々皇族の近衛隊長の任を請け負っていて、皇族からの信頼は厚い。


 普段彼女は、あくまで皇族を守るだけの存在であると己を定義し、政治に口を出すことは殆どない。


 だからこそ、彼女がこの場で意見を出そうとしている事実に、その場の皇族を含めた貴族たちは驚いていた。




「ホーライ伯爵、何か意見があるのですかな?」


「はい。皆様は、神聖オリュンポス王国で先日開始されたテレビと言うものをご覧になりましたか?」


「あの妙な動く絵が表示される板ですな?我が国にも大量に出回っているとか……。もちろん我が屋敷にも設置してありますぞ。」


「わしの部屋にもあるのう。」




 この場に集まっている貴族たちは、現在大半が裕福な暮らしをしていない。


 そんな彼らでも買える程、ダロスが大量にテレビを隣国に流しまくっているおかげで、非常に安価な商品として流通していた。


 テレビを使ってどんな脅しをかけるにしても、相手が見てくれなければ意味が無いよな!という考えで世界中に届けられている。




「このテレビを作り出したダロス男爵なのですが、聞く所によると、強力なジョブを用いて単機でクロノス国軍を破って見せたそうです。」


「私もその噂は聞いたが、あまりに現実味のない話でなぁ……。」


「眉唾という言葉がこれ程ふさわしい物もないといった所だな。巨大なゴーレムを操り、天使やドラゴンを従えているとも聞いたぞ?」




 この場の貴族たちは、ダロスに関する逸話について、あくまで創作だと思っていた。


 宗教が幅を利かせるこの世界で、そうした創作はよく生まれていたのもあるが、何より突飛な内容すぎて現実味が無かった。




 しかし、とホーライ伯爵が続ける。




「私は、かの国に部下を使いに出し、噂の裏付けを行いました。その結果、ダロス男爵の戦力は、聖教とそれに与する貴族たち全ての戦力をも打ち破れる程のものであるという結論に至ったのです。」




 ホーライ伯爵の言葉に、その場の貴族たちが騒然となる。


 彼女の仕事ぶりの真面目さは誰もが知っていたし、情報収集能力も随一だと噂されていた。


 代々皇族を守る一族というのは、そう言った方面に強くなければいけないのは当然だからだ。




「ダロス男爵か……。エイラがこの場で話すという事は、その者に何かを依頼するという事だな?」




 円卓に座る者たちの中で、最も疲れた顔をして黙っていた皇帝が、少し力を取り戻したように発言した。


 希望のない未来に疲れ切った彼は、もし何か妙案があるなら飛びつきたい心境であった。


 既に皇帝などという地位に未練など無かったが、だからと言ってこの国の民を放っておけるほどの冷徹さもなく、ただただ遣る瀬無さが募っていた。




「はい。ダロス卿にこの国を簒奪して頂くか、可能であれば皇帝陛下へ助力して頂けないかと交渉したいと思っております。」




 先程までのざわめきを上回る動揺がその場を支配する。




「不敬だぞホーライ伯爵!」


「国を売り渡すつもりか!?」


「陛下の前で何という無礼な……!」




 口々に批判の言葉を紡ぐ貴族たち。


 自分に妙案があるわけではないにもかかわらず、基本的に他人の意見は貶すのが身についてしまっている。




「では、このまま他国に国を!民を!焼き尽くされるまで座して待つつもりですか!?それとも、国民が餓死しきる方が望みですか!?」




 エイラは、今まで心のうちに貯めていたものが噴き出すように叫んだ。


 何十年も進展せずにただ話し合っていた者たちが失ってしまった青さを彼女はまだ残していた。




「何もこの国を売り渡そうというのではありません。もちろん、最悪の場合はそうなるかもしれませんが、ダロス男爵は権力にあまり興味がない様子。ドラゴンの使役、隣国との戦争の短期終結。他にも功績を上げればキリがありませんが、それらの褒美としてダロス男爵が要求した物はたった一つ。神聖オリュンポス王国第一王女にして、聖女のジョブを持つイリア・オリュンポス様との婚姻、それだけです!」




 神聖オリュンポス王国と真聖ゼウス教皇国は、間にミュルクの森を挟んでいるために直接の往来はできない。


 それでも、隣国であるために互いの情報収集は行われていた。


 だからこそ、神聖オリュンポス王国の聖女と下位の貴族であるダロス男爵が婚姻を結んだという話も知ってはいたが、まさかそれだけしか褒美を要求していないとは考えていなかった。




 もっとも、実際にはイリアとの結婚の前に、クーデターを防いだり見返りで貴族位を貰って貴族の嫁を貰ったりしているのだが、この場でそれを知っている者はいない。




「ダロス男爵は、極度の女好きである事が判明しています。何人もの美女を侍らせ、場合によっては貴族令嬢を己が物とするために没落させてから奪ったこともあるとか!」




 エイラが力説するが、これは彼女の嘘である。


 自分の発言の信ぴょう性を上げるために言っているだけで、彼女は何故ダロスが周りに没落令嬢を侍らせているのかまで把握している。


 女好きだという所は疑っていないが。




「ダロス男爵に、我々が用意できる最上の美女を報酬として提示すれば、もしかしたら陛下のお力になってくれるかもしれません!」




 未だに貴族たちは半信半疑と言った顔をしているが、今まで何の手立ても浮かばなかった所に出てきた久しぶりの案に、多少は心が動かされているようだ。


 その中でも、一番悩んでいるであろう皇帝が、しかし、と疑問を呈する。




「エイラの話はわかった。しかし、エイラの言う最上の美女とは誰の事なのだ?まさかとは思うが……。」


「……正直、自分で言うのもどうかと思いますが、私はこれでも国一番の美人だとも言われているらしいのです。ですから、私をダロス男爵に差し出すことで、話をまとめられればと考えております。」




 エイラは、文句のつけようがないほどの美人だった。


 その整った容姿は、本来皇帝側には関わりたくないであろう教皇派の貴族の子弟たちが誘いを持ってくる程で、式典などで表に出る場面もある事から、国民たちの間でも人気があった。


 とは言え、本人は大して男に興味が無く、裏切り者から誘いを受けても返事は殴打でしていたため、彼女をよく知る者たちは決して彼女を嫁になどとは思っていないのだが。




「皇帝として、非常に申し訳なく思う。エイラは、我々皇族にとって掛け替えのない存在だ。しかし、エイラがその覚悟を持ってくれているのであれば、私としてもその提案を受けたい。」


「わかりました。では、そのように交渉してまいります。」


「エイラの身で足りなければ、我が首でもなんでも支払おう。」


「……できるだけ、そうならないように致します。」




 皇帝は疲れていた。


 もし、自分の首を差し出すことでこの国が救われるなら、迷わず自ら首を斬り落としていたかもしれない程に。


 ダロスは、男の首を貰っても嬉しくないどころか逆効果なんだが。




「ダロス男爵との交渉はどのように行うのだ?」


「それなのですが、オリュンポスに潜入させていた部下たちが何れも連絡を絶ちました。恐らく聖教側に察知され消されたのでしょう。奴らは、殊更ダロス男爵を警戒していたようでしたので、卿へと近づこうとする者がいれば問答無用でしょう。他国を経由して新たに部下を送り込もうにも、恐らくそちらは警戒されているでしょう。ですので、私が直接ミュルクの森を抜けて男爵に会いに行こうかと。」


「ミュルクの森をだと!?」




 途端、その場の雰囲気の飲まれて黙っていた面々がまた騒ぎ出す。


 それもそのはずで、長い間全く開拓されなかったミュルクの森を走破するなんて提案、まともな神経をしていたら受け入れる事などできなかった。


 そんな事ができるとしたら、魔王に打ち勝てるような存在くらいだ。




「不可能ではありません。実は、聖教側は情報を秘匿しているようですが、先日勇者と聖女様が聖教会から逃走しました。その経路が、正にミュルクの森だったようです。そして、彼女たちは現在ダロス男爵に保護されているようなのです。たまたま、ミュルクの森を調査に来ていた男爵が森の中で勇者たちを発見、保護したらしいと、オリュンポス正教会支部へと潜り込ませた部下からの最後の連絡で判明しております。私1人だけであれば、なんとかなるかもしれません。」


「……あまりに不確かな情報だが、それでも我々に選べる選択肢は、他にないか……。」




 現状、エイラの提案に確実性はあまりない。


 もうすぐダロス男爵が再度調査でミュルクの森を訪れるらしいという情報をエイラは入手しているが、それだって確かではない。


 それでも、この国の現状を変えられるのはダロス以外いないと彼女は考えていた。




 しかし、そこで今までずっと皇帝の後ろに控えて黙っていた少女が待ったをかけた。




「なりませんよエイラ。」


「……ティティア皇女……。」




 見た目はまだ10歳にも満たない、けれど実年齢は12歳の少女が強い決意を持ってエイラを見つめる。


 満足な栄養も取れず小柄な彼女だが、そこには皇族としてのプライドのようなものが感じられた。




「エイラが強いのは私も知っています。ですが、貴方が単独でミュルクの森を突破することは難しいのではないですか?」


「確かにそうですが、それでも可能性が無いわけでは……。」


「ダメです。そんな当てにならない提案に乗るわけにはいきません。」


「ですが!」




 エイラは何とか食い下がろうとするが、ティティアはいつになく強情で聞く耳を持たない。


 そして、その場の全員が驚愕する提案をした。




「私が行きます。」




 ティティアのジョブは、『日陰者』。


 ダロスの得た『人形師』並みに外れのジョブだとされているが、そのジョブを持っている者が他にいないために誰もその真価を知らなかった。




 日陰者というジョブを得ることで取得されるスキルは、どれもこれも生物から探知されなくなるものである。


 ティティア本人は、他人からみて影が薄くなると説明しているが、実際には目の前にいたとしても気がつかれない程の強力な物だった。


 皇女にそんな危険な真似をさせるなど正気の沙汰では無いと誰もが止めようとしたが、その者たちをティティアは目の前でスキルを使って実際に姿を消すことで黙らせた。




 こうして、皇女様の初めてのお使いが始まったのだった。




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