高校生の文章読本
三輪晢夫
はじめに
これは私が今までの執筆経験のなかで得た文章を書く上での知見や著名な方の文章読本なんかを読んだりして、自分なりに小説を書く上でなにか参考になりそうなことを綴っていくだけのものです。なかには間違っているものや時間が経ち私自身の考えが変わってしまうものもありましょうが、基本的には私が正しいと信ずるもののみを載せたく思いますから読者方はご安心していただきたい。しかし、私自身未だ高校生の身であるというのと文壇においてなんら実績を持っておりませんから、なにを言おうとそこには重みがなく軽薄なものに感ぜられることとは自負しております。無論、私がここに述べることを全て強制させる気など甚だありませんし、それらが無価値のようにその目に映ったとしても何も言うことはありません。
………なんて長々と書きましたが、一言で言うと「身の程をわきまえない高校生の文章読本など参考にするもしないも自由であって、一、二行読んだところで投げ出そうがまったく構わない」ということです。なお私は文体の安定しない作家ですので、今は谷崎潤一郎の影響を受けてこのような間延びしたような文章となっておりますが、志賀直哉やヘミングウェイなどの鋭く短い文体の作品を読めば雰囲気は真逆になるかもしれない。が私の諸作品の文体に関してはさておき、ここにおいては現在の文体を維持したいと考えておりますので、かようなことは無いよう努めたく思います。
さて、序文を書き終えたところで。
次は文体についてを語ります。
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