　会話だけで成り立つような話を作りたいなと思って作ったんだと思います。

　どうしてそのキャラクターが会話しているのかという背景だけをざっくり考えて、ただ一つ一つ、何らかの会話をするという。

　それを書きながら、思いついた話とか設定を盛り込みながら、ふざけて考えただけで伏線にしようと思ってなかったものを伏線として回収するみたいな。

　大げさですが、事前にあまり考えずに話を展開できたのは（途中で考える時間はあった気がしますが）自分的には奇跡みたいなものだったかもしれません。

　わりと最後まで綺麗に描ききったところ、欲をかいて二作目や、関連作を作り。完結作も作ったんですが、完結作までに時間がかかったことや（そもそも作るつもりはなかった）、二作目の時点で読者数が絞られたこともあり、最後の完結まで辿り着けた人は現時点でいないみたいです。笑

　それでも、この一作目の「ねこがたり　Ver.2.0」は、一話あたりの短さや、話数が多いこともあってか、自身の中ではPV数や星の数が多い作品です。

　他の方たちと比べたら少ない方かもわかりませんが、ちょっとだけ自分の作品の中では人気だった方なのかもしれません。

　以降も、作品によって星をいただいたり、感想をいただくこともあって、それはそれで嬉しいんですけど、結局自分が多くの人に愛される、人気になる作品を作ることはできないんだろうなとほぼ諦めています。

　昔は漠然とした自信もありましたが、今はもう、そういう自信はなくなっちゃってますね。

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