La bell dame sans regret
J.F.K
第1話 夜は寂しがり屋
夜はきっと寂しがり屋、だからたくさんの星を散りばめて、夜空をキラめかせてる。勿論女神である月もね。夜は全ての寂しがり屋の物だ。そうその人達のために用意されてる。君のため息は、星の数ほど どうして上手くいかないのか、何か、悪いことでもしたか?分からない、このところ君は元気がない様だなぜかは分からないが、君は何か悩んでる様だ。昨日、話してたヤツの事か?そいつは何だか知らないが、随分自分勝手に生きてるみたいだね、もしかしたらその男に興味があるみたいだけど、相手にしちゃ駄目だよ、本当どうして人の世は不思議なくらい納得出来ない事ばかりで、出来ている。天使である僕には到底分からない。君につく様になったのは、君が、路上ミュージシャンの歌を聴いていた時だった。そのうた歌いは、純粋なやつで、もともと彼に付いていた。その彼が歌い終わった後CDを君は買ったよね、その時からだ君に付く様になったのは。家に帰り彼のCDを何回も聴いてたよね、時には鼻歌でハミングしてとても気にいってる様だね、今日はもう遅い、早く寝ないと、明日仕事でしょ?でもなんか、いつもよりナーバスな感じがして寝るの遅くなりそうだね 僕は、天の身使いだがキリストの様な事は出来ない。あれは随分前の話しで、今はもう、人として、身使いが出て来る事は、禁止されてる。だから、君からは僕は見えない、触れる事も出来ない。天使だからといって羽根が生えている事はない。ただ僕もそうだったが、天の世界にいると、地上では無いが、空にいると、ジェット機の音がうるさい。とうるたびに、あの不快な音を聞かなきゃいけない。全く人間の夢の実現化には、困る事がある。空は鳥達にしか与えられてなかったのに、本当に困る。
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