第17話 ゲキカラドウ


  ・「ゲキカラドウ」 (2021年~)


 本社から支社の営業部に異動となった、飲料水メーカーのサラリーマン・猿川健太(演:桐山照史)。


 営業回りではお客さんから辛辣で辛口な対応をされ、支社の仲間たちが開いてくれた歓迎会では、激辛料理で歓迎された。


 室長からは「激辛道ゲキカラドウ」を説かれる。

 辛い(からい)と辛い(つらい)という字は同じ。だが、辛いものを食べて汗をかけば、それは涼しさを運んでくれる……。


 激辛ラーメン、激辛麻婆豆腐、激辛カレー、激辛タイ料理に激辛メキシコ料理にジョロキアチキン……実在する店の「激辛料理」に限定したグルメドラマ。


 出てくるメニューがどれもこれも「赤い」!


 それなのに、さらに「追いトウガラシ」とか、正気の沙汰じゃ無い!


 私は個人的には、辛い物が得意ではないので、「食べたいなあ」という気にはならないのだが……でも、ドラマは見たくなる不思議。


 前半部の「辛口なお客さん」のシーンではヘイトが溜まるかもしれないが、その分が後半~ラストの「辛いものを食べて、汗かいてスッキリ」の爽快感に繋がるのかもしれない。


 2023年には続編となる「ゲキカラドウ2」も製作された。


 シーズン1にレギュラーで出ていた同期の大河内(演:泉里香)がシーズン2では登場しなくなるのは、少し残念。

 彼女が汗をかきながらハフハフと辛いものを食べるのは画になるなあ、と思ってみていたんだけど。

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