第6話 どんぶり委員長


 ・「どんぶり委員長」 (2020年)


 マジメで融通が利かず、高飛車な性格の女子高生(演:伊原六花)。

 彼女は「学級委員長」(本名不明)で、普段は自分を律して行動している。


 ある日、調理実習の授業をサボった男子生徒・吉田(演:小西詠斗)を追いかけると、料理が得意な吉田は、隠れて手際よく親子丼を作り、食べていた。

 その姿に衝撃を受ける。


「委員長」は、裕福な家庭に生まれた「お嬢様育ち」で、テーブルマナーについても厳しく育てられていたため、「ガツガツと器に口をつける食べ方はみっともない」と教えられてきた。

「丼もの」自体、食べたことが無かったのだ。


 だが、あまりにも吉田が美味しそうに食べるものだから、丼メニューに魅せられ、周囲には内緒で「私のためにどんぶりメニューを作って!」と吉田に頼む。

 そして、吉田が作った親子丼を食べて「こんなに美味しいものがあったなんて!」と大感激。


 それからは、アレンジ上手な吉田が作るいろいろな「丼めし」に心を躍らせるのであった……という「丼もの」限定のグルメドラマ。


 原作は市川ヒロシのコミック。


 ぷるぷるの温泉玉子を崩して食べる「親子丼」に始まり、コンビーフやパスタ、トマト、「そんな意外な使い方で、ごはんの上に載せてしまうなんて!」と胃袋が刺激されること必至。簡単そうなので、作ってみたくなる。


 個人的には「博多ラーメン風」の丼メシがすごく旨そうでした……麺類とごはんの融合!

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