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  • 第1話への応援コメント

    コメントをいただいたので、ここに来てみたのですが、とてもすばらしい作品と出会いました。
    それは、旅先の土地での花火大会のこと。それも、最終日。
    花火というと、又吉さんの「火花」の冒頭場面が浮かびますが、あれは少々騒々しくて、こちらのほうが違和感がありません。
    「それでもその色彩鮮やかなな光が、もう寝静まったビルの窓に映り込み、暗いガラスの中を染め上げている」
    この感じ、よくわかります。
    子どものエピソードもよいですね。

    →母親に、また今度見られるといいね。と言われると、元気よく
     ーー「うん。いつか、また来ようね」

    「来年も来ようね」ではないので、この親子は遠くから来ているのでしょうか。まさか、両親はこの夏で、別れてしまうのでしょうか。
    ここから新しい一作品ができそうですね。

    作者からの返信

    読んでくださってありがとうございます!
    九月さんの作品が純粋に素晴らしかったのでついコメントをしてしまいました。(返読不要と書いておくべきでした…)
    お気を使わせてしまって申し訳ありません。


    「火花」と比較して頂けるとは光栄です。
    作中の花火の色彩表現にはかなり苦心したので嬉しいです。


    母親と子供のその後については、読んでくださった方のご想像にお任せしている次第です。
    この小説自体が、人間の営みの儚さと美しさをテーマにしているので、子供の最後のセリフは少し意味深なものとしました。
    しかしそこから十人十色のものを汲み取って頂ければ幸いだな、と思っています。

    「新しい一作品ができそう」と頂き、大変嬉しく思います。
    私の物語から新たな想像力が飛び立つのであれば、それはとても光栄な事です。

    編集済