転校6日目は学校お休みで下着屋さんに

「こんにちは~」

「いらっしゃいませ~」


「うわっ!はなっち!」

「うわっ!あやなっちー!」


「はなっち!ここで働いてるのー?」

「そうよ~、バレちゃった...今日はどんなの、お探しですの~?」


「可愛いの」

「みんな、どれも可愛いですよ」


「はなっちの、オススメは?」

「これかな?」


「うわっ!めっちゃ可愛い」

「そうでしょー」


「じゃあ、これ、くださいっ」

「ありがとうございます~」


「あ、そうだ!はなにも買っていったろ!」

「え?うち?」


「あ、妹の、はな。妹の名前も、はな」

「えーっ?そうなのー?妹さん、めっちゃ可愛いでしょー」


「なんでや」

「はなちゃんだから」


「2つとも、そのままでいいですよ~。包まなくて」

「着ていかれますか~?」


「じゃあ、着て帰ります~」

「じゃあ、こちらへどうぞ~」


「どこまで連れて行くんですか~?」

「部屋ですよ~」


「なんの?」

「うちの部屋」


「うわっ!はなっちの部屋に来ちゃった」

「このお店、うちのお店だから」


「え?はなっちのお店?」

「うちのお店っていうか、ママのお店~」


「あ、ママの?」

「そうよっ」

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