第二話

こんな四人と一緒に旅をしている私は魔王を討伐するために魔王の様々な幹部と戦っている。

次に戦うのは、えーと…『ヘカトンケイル』だ、その魔物は50の顔と100の手を持つ怪物なんだ。

昔は先代勇者によって封印されていたが、魔王『テュポーン』が封印を解き今は魔王『テュポーン』の幹部となっている。

私の役目は封印を解かれた魔物達を再び封印すること、先代が守った平和を次の世代につなげること。

そのためにも『ヘカトンケイル』を封印しにいく。


「…っとそろそろ夜になる頃だし今日はひとまず活動終了にしようか」

そう言うと四人はテキパキとテントを立てていく

本当に頼もしい仲間たちだ。



―朝―――

神崎冷「おはようございます…」

「ん…おはよう」

今日も朝がやってきた

「さて、今日中に『ヘカトンケイル』のいる迷宮にたどり着く」

「気を引き締めて行こう、そして朝のうちに武器の手入れを行ってくれ」

そう言って私も愛用している長剣ロングソードを取り出す。この剣は魔刻印が施されており私が使える魔法『火炎魔法』を纏わせることができる剣だ。


「さて、そろそろ進み始めようか。」

動き始めたのは起きてから1時間ほど経った頃だ

もう幹部の近くのため、でてくる魔物がとても強い。


「火炎魔法付与、インフェルノ!」

この魔法を剣にまとわせ敵に振るっていく

「おりゃぁぁ!!」

ザシュ

このくらいの魔物ならまだ一撃で倒せるのだが、幹部となると話は別だ。

全戦力を使っても勝てるかどうかわからない。

それほどまでに強力な相手なのだ。

そうこう話していると『ヘカトンケイル』のいる迷宮が見えてきた、、、

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