管理人考察②
皆さま、本日も当サイトをご覧いただきまして誠にありがとうございます!
最近は非常に蒸し暑い日々が続き、熱中症にて救急搬送される方のニュースが連日メディアを賑わせていますが、皆様は体調に変化などはありませんか?どうかお気を付けくださいませ!
さて、挨拶はこれくらいにして、それでは今日も早速本題に移っていきましょう!
皆さま、産邦新聞にて取り上げられた魔の交差点に関する記事はお読みになられましたか?こういった事故の多い交差点は日本各地に多く存在しているわけですが、ここはなんだか他とは違う雰囲気を醸し出していましたよね?
というのも、事故多発地帯でありながら事故の原因と思わしき要素が全く見られない。地元の方や警察関係者があの手この手を尽くして事故を減らすよう積極的に活動されている様子なのに、それも効果が見られない、と。
こういう交差点、都市伝説マニア的には非常にくさいものを感じずにはいられないわけですが、こうして今回の特集で取り上げさせていただくこととしたのは、実は理由があります。
順を追って話しましょうか。この交差点の話は以前から都市伝説界隈では有名でしたよね?事故死した人は過去、同じく交通事故に遭ってしまった人の怨念によって死んでしまったとか、あの世に連れていかれてしまったのだとか、いろいろな事が言われていました。まぁ確かに事故原因が全く分からない中で、立て続けに多くの方が事故に遭っているわけですから、こういう話が盛り上がりを見せるのは致し方ない所ではあるわけです。
しかしそれがある日、都市伝説では済まないことになったのです。あの交差点の詳しい場所については、地元の方が大々的に配布して回っていた注意文書が早々に手に入ったことで明らかになったわけですが、それからしばらくして、誰も予想していなかった衝撃的な事が起こりました。それが例の、『○○県警察本部内部報告書流出事件』です。内部情報流出と聞くと非常に大々的な事件のように聞こえますが、流出したのは一交差点の事故に関する報告書のみで、とくに重要な書類などではなかったため、当時メディアなどではそこまで大きくは取り上げられませんでした。しかしその一方で、我々の界隈は非常に大きな盛り上がりを見せましたよね?
注目が集まったのは、報告書別紙に記載された【鑑定概要】の部分。まぁこれ以外の部分は黒塗りにされてみたくても見られなかったというのもあるのですが、それ以上にここに書かれていることには我々の注目を大きく集めました。そうです、あの交差点の事故で亡くなった方のスマートフォンを事件性の有無のために調査した結果、中から●●●●と伏字にされた何かが見つかったと。この●●●●がいったい何であるのかは、当時インターネット掲示板やSNSを中心に激しい議論が巻き起こり、多くのアイディアが出されましたが、結局これという結論にたどり着くことはありませんでした。私も当時いろいろな可能性を必死に考えてみましたが、なんにも思い浮かばなかったのを覚えています。
それから時間が経過していき、だんだんと皆の興味も薄らいでいって、この話が話題になることもなくなっていきました。かくいう私も、つい最近までこの話を忘れてしまっていたわけですが、それがある日、一気に思い起こされることとなりました。
皆様もすでにお気づきになっておられることでしょう。この話、投稿エピソード②となにかつながりがあるのではないかとは思われませんでしたか?投稿主さんが不審に思っていた例のパーツ、ある条件を迎えると持ち主を死に導くものではないかと推測されていた物ですが、もしもあの報告書で指摘されていたものが投稿主さんの見ていたものと同じものであるなら、ここにはなにか不気味なつながりがありそうだとは思われませんか?流出した報告書は当時○○県警察本部職員だった真中亮太によって流布されものだという事は分かっているわけですから、あの資料は正真正銘、警察内部で作成された確かなものだという事になります。ゆえに●●●●というのは架空のものではなく、警察組織お墨付きの、この世に実際に存在するものという事になるわけです。投稿エピソードだけでは話を信じられないという方も、この資料が組み合わさった今、これらがただの偶然や勘違いではないであろうという事をお分かりいただけたことと思います。
そしてさらに、私はこの交差点と共通するある部分に注目しました。編集部様が発見してくださった、XX優志さんについてです。彼もまたXXという名字を持っており、この事件にかかわる何らかの要素を感じずにはいられません。
それだけなら偶然だと言われてしまうかもしれませんが、彼の経験したこともまたXXという名字を持つ方に共通しているものです。優志さん自身も事故に遭われたそうですが、その時一緒にいた二人のご友人が二度もなくなっていることを見ると、彼もまた大きな実害を受けることなく、彼の周囲に奇怪な事が起こったと言わざるを得ません。優志さんの話によれば、突っ込んできた自動車は二回とも優志さんを直撃するコースを走ってきたとのことですが、優志さんは二回とも助かっており、実際に亡くなったのは二度とも彼のご友人。これがただの偶然であろうとは、とても私には思えないわけです。しかも彼らをひいていった車は、もしかしたらこの世のものではないのかもしれない、とも…。
これまでの事を踏まえて、皆様はどう思われるでしょう?私はこれまで、XXという名字を持つ人を中心にて奇怪なことが起きていることから、XXさん自身が奇怪な現象を呼び寄せているのではないか、という考察を行ってきました。しかしここにきて新たに一つ、違う可能性が浮かび上がってきました。
ずばり、XXという名字の人は自身に降りかかる災いを回避することができる!というものです!
私がそう思い至ったのは、優志さんのエピソード見てからです。彼は二回もお仲間を交通事故で失っていますが、その二回とも自動車は彼めがけて突っ込んできました。しかし彼本人は二回とも助かることができ、位置的には衝突を回避していたはずのお仲間の方が亡くなられている。それも二度もです。これは、彼自身になにか奇怪な存在から身を守る何らかの力が宿っていたのではないかと、私には思われます。
投稿エピソード①の話も同様です。その場にいたサークルメンバーの中で、投稿者のXXさんにのみあのメッセージは送られてきませんでした。これもまた、周囲に降りかかった災いから彼女のみ、なにか変わった力によって守られていたのではないかと考えることができます。
2つの説のうち果たしてどちらが真実なのか、それとも真実はこれ以外の所にあるのか、これからまだまだ調査を重ねていかなければ答えは出ませんが、いずれにしても、その話の中心にXXという名字を持つ人が関わっていることは事実なわけです。
自分でもなかなかに良質な考察が行えていると思うので、これからもより詳しくこの名字についての調査を行っていきたいと思います!
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