魔女、転移に失敗する。

眠兎/minto

【序章】転移失敗⁉

 私の名はミーナ。ピー《規制音》歳。この世界では魔女と言われる存在である。

 魔女とは生まれたときに天から授かりしとても希少で選ばれたものだけに与えられる称号である・・・はずなのだが―――


 ―――この世界は魔女で溢れかえっていた。



 経緯を説明しよう。

 先述した通り魔女とは、『生まれたときに天から授かりし』称号なのだが、現在、人類は進化をげ、魔女の資格を持つものがたくさん、そう、たくさん。言い換えるならポコポコ、ポコポコと生まれてきてしまったのだ。そして魔女の称号を持たないものが絶滅してしまったのだ。

 そのおかげで、今では皆魔法を使いまくっている。魔女はもう珍しくもなんともないのだ。昔はこの地で3人の魔女のうちの1人だった私でさえ、もう皆見向きもしない。


 さて、なぜ私がこんなことを実際に見てきたかのように書くのか、皆も気になってきた頃だろう。なんなら勘づいている者もいるだろう。そう、何を隠そう私、このミーナ、なのである。もちろん今まで書いたことは全て実際に見てきたことだ。

 BBAだと思ったやからもいるだろう。安心しろ。私は不老不死の魔法を完成させ、自らに使ったが、なんと! 調合ミスで精神年齢の進みさえ止めてしまったのだ!

 私ってばうっかりしてる!(てへぺろ☆)


 何歳で止まっているかというと、17歳だ。(青春あおはる真っ只中だねっ)



 そして、この魔女の溢れかえった状況、精神年齢17歳の私。出てくる不満はただひとつ・・・


【もっとちやほやされたい!】


である。



 そんな中、私はあることを知った。

 ある別の世界の『地球』という星の600年頃、『陰陽師』という者が重宝されたようだ。特徴を調べてみたところ・・・


「え、これ魔女じゃね?」


というわけである。

 っていうことで!私の使い魔であり相棒の精霊!『シルフ』(言い忘れてた⁉ごめーん!)を連れて〜!

 

レッツラゴーーー‼



 あれ?

 ここ、どこだ?

 私が調べた中では、飛鳥という時代は、なんか、こう・・・赤と金の装飾がキラキラしているような、ところ、だったんだけどなぁ・・・

 ここは、日の光に照らされて別の意味でキラキラしている銀色の高っ〜〜〜〜〜〜い建物がいっぱい建っていて、目の前には「スクランブル交差点」とかいう看板があるんだけど・・・

 


 というか、人多くない⁉






【あとがき】

 読んでくださりありがとうございました!今回が初めての投稿なので、今後の創作活動の参考として、コメントを残してくれたら幸いです!

 誤字・脱字などもご報告お願いします。

 次回も読んでくれたら幸いです。

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