俳句風
蛙 死 火 淋 蚊
喰 ぬ 葬 し の
ふ 予 炉 く 刺
猫 定 の て し
の ど 閉 林 た
善 こ じ 檎 痕
悪 に て の に
問 も ひ 尻 残
ひ 入 と の っ
て れ つ 穴 た
春 ず の を 読
茶
碗
蒸 終
し わ
る
初句:顔を上げると、左の二の腕に真新しい蚊の刺し痕ができていました。いま読み終えた作品の読後感が、確かにその場所に残っています。蚊は文の虫 … 。
四句目:三つ葉、銀杏、椎茸、小海老、筍 … 、お茶碗の内には小さな愉しみが一杯です。死ぬ予定はカレンダーのどこにも入れていないことを思い出しました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます