第1話 幼馴染とダンジョン配信

二学期が終わり、中3最後の冬休みに入ってすぐ俺、神崎月詠の所に幼馴染の如月 飛鳥が突然やってきて、変な事を言ってきた。

「月詠! 一緒にダンジョン配信者にならない?」

「はぁ…なんでダンジョン配信者?」

「だって、あと3日も経てば15歳になって、ダンジョンに入れるし、配信に関しては、ブームだからだよ(^ω^)」


ダンジョン、それは2年前突然世界中に現れ、多くの恩恵をもたらしたと同時に魔物による災害スタンピードなどといった出来事が起き、政府は冒険者制度を作り、ダンジョンブレイク・スタンピードが起きぬよう対策した。

そして、現在俺はダンジョン配信者にならないかと持ちかけられている。

ダンジョン配信者とは、文字どうりダンジョンで配信するこという最近、出来た職業・コンテンツのことだ。


「嫌だって言ったらどう...「月詠に拒否権はないと思うよ?」」

「ねっ 恋詠ママ」

「どういう事だ?母さん」

「えっとね、飛鳥ちゃんが冒険者になってダンジョンに潜る条件がつっちゃんとパーティーを組むことなのよ」

「それにつっちゃん冒険者になって8ヶ月でBランク冒険者になったじゃない、それに斗真さん、飛鳥ちゃんのお父さん渋谷ダンジョン支部のギルドマスターでしょ、だから飛鳥ちゃんが冒険者登録したら、パーティーはどっち道組むのよ」

「この世は残酷だ(。´・ω・)」

「落ち込んでないで、パーティー名と配信名考えときなさい」

「そうだ!月詠、ステータス見せて!」

「はぁ......仕方が無いか(。´-д-)」

『ステータス』

_____________________

名前 神崎 月詠 性 男 年齢15

ジョブ 召喚剣士 Lv46

称号 Bランク冒険者 天使に愛されし者 悪魔に愛されし者 覇者

〈スキル〉

式神術Lv4 召喚魔法 剣術Lv5 弓術Lv3 身体強化Lv4 雷魔法Lv3 魔力操作Lv5 覇気

〈ユニークスキル〉

天魔創造・召喚 時空操作 氷炎操作

生命力:6900/6900

魔力:5750/5750

力:5290

防御力:5120

俊敏:5380

知性:180

運:100

_____________________

「......チート?」

「お前もその反応かよ(´・ω・`)」

「いや、天魔創造・召喚ってなに?時空操作とか完全にチートだよ!」

「いや、そうなんだけとさぁ(´-`)魔力の消費激しいしコントロールも難しいから余り使う事ないんだよね、でもこの力あっても親父に勝てないんだよね」

「霧矢さんはSランク冒険者何だから、勝てないのは当然でしょ」

「まぁ、ユニークスキル無しでの戦闘訓練しかやってないから、ユニークスキル有りだと分からんな」

「えっ…マジ?」

そんな驚くことか?いや、うちの家系がやばいだけか(´・ω・`)

「て言うか、もう外暗いから続きは明日でいい?」

「もうそんな時間?」

「もう7時だぞ」

「じゃあ続きは明日ってことで帰るね」

「了解」

帰る支度をする飛鳥を横目にダンジョン配信ねぇと考える俺であった




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